2017年02月21日

誕生日のプレゼントは

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先週、34歳の誕生日を迎えました。

かなり忙しかった週で、特にお祝いの予定もなかったので
思いついて「3時間」をプレゼントしてもらうことにしました。

3人の子どもを夫に預けて、ぷーらりぷらり、お出かけへ。
とはいえ、行く場所は限られておりまして・・・

ベッカライ・ブロートツァイトでパンを買って、
誕生日の近いことが判明したお友達と誕生日トークをして
(やっぱり同じように一人で外出して映画を観た!とのこと)。

お向かいのろばの家でカフェラテを頼んで、ぼぉ〜っ。
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このお店では毎年ひとつ、自分のために器を買うことにしていて
今年も自然と手が伸びたのは、青い模様が心地よい、いつもの作家さんでした。

ここでも偶然お友達に会えて、なんだか得した気分。

残り1時間となった頃、「シンデレラですね!」と見送られて
向かった先は、仲良しのトレイルベーカリー&ベイクショップ。
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美味しい美味しいスイーツ&お茶をいただいて、ほっこり♪

ちょこちょこお喋りさせてもらい、気になるパンをあれこれとお土産に買って
「しまった〜もう3時間経ってる〜」と大慌てで家に帰りました。

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(お庭のネギたちが顔を見せるようになると冬も終わり)


戻ったら当然、家の中はわちゃわちゃ。

でも夫と子どもたちがニコニコで集まってきて、
お誕生日の歌を歌ってくれました。

「いっちょにかいたんだよー♪」
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次女の説明を聞くと、
「おうちと、あまどと、おたあちゃんのえまね(めがね)」。
並んでいるオレンジの丸は、「おたんじょうびおめでとう」って書いたんだって。


そして長女から。
「袋の模様も全部描いたんだよー♪」
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ちなみに裏は、筑波山の梅林を遠近感ばっちりで描いてありました。
(後ろが物でいっぱいなのは、押入れの中身を整理している途中だから・・・)



長女によるプレゼントのメインは、手作りの本!

「おたんじょうびおめでとう!
 なかになにがあるかなー?はやくあけてみてね。」

と書いてある表紙を開くと・・・

串団子3種!やったー♪
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きなこ、ごま、みたらし。美味しそうやわ〜

さんざんお団子で楽しんだあと、本を閉じると裏表紙には

「チョコレートケーキもおやつにどうぞ。
 コーヒーもいれてありますよ。」

と、絵が描かれていました。
和も洋も網羅して贅沢なティータイムですなぁ〜 ごちそうさまです^^

そして「おかあさん みんないるよー。」と家族全員の絵まで!
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つくばに越してきたときは、子どもは3歳のあなたひとりだったのにね。
7歳になるまでの間に、どんどん増えたね〜。


夫からもまさかのお誕生日プレゼントを(3時間、とかじゃなく)もらってしまいました。
ずっと欲しい欲しいと言っていたこの本!
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川口拓さんの『ブッシュクラフト』!やったぁー!!

私ね、ホームセンターのキャンプ用品コーナーがどうしても違和感があるのです。
野外で家庭みたいな快適さを求めてグッズをどんどん買うの?それってアウトドアなの?
って思ってしまって。

そりゃ使ってみればもう、アウトドア用品は断然便利なんですが、
消費社会に巻き込まれてる感が否めない。

なので、なるべく少ない道具でサバイバルすることを楽しもう、という
こちらの本がすごーくしっくりきて、欲しいなぁ〜と思っていたわけです。

あともう1冊、
我が家が目指そうとしている未来がそのまま描かれたような本ももらいました〜。


慌ただしくてつい、お祝いしないことにしちゃってた自分の誕生日。
家族それぞれが、時間をかけてプレゼントを用意してくれていて嬉しかったです。
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夫のお誕生日なんて出産でなしくずしになっちゃったし。
次こそはじっくりお祝いしよう、そうしよう。


夜は、トレイルさんで買ったパンを堪能しながら
夫婦でプレゼントの本を読みふけって過ごしました。
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10年前、まだ東京で働いていたときは、本当に、大袈裟でもなんでもなく、
文字通り死ぬほど働いていたので「30歳になる頃には過労死するな」と思っていました。

元気に34歳になって、子どもが3人もいて・・・という現実にビックリです。
生きてて良かった!ありがとう!!

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(ハコベが咲き始めました)


「自分の誕生日」関連記事:
2014年 まさかの前夜祭 ⇒  長女がまだ一人っ子!ちっちゃ!!
2015年 ひとりの時間 ⇒ 疲れるとろばの家に息抜きに来るのは、このときから始まったんだな〜
2016年 誕生日 ⇒ 三人目を妊娠してつわりがきつかった頃。

気分転換シリーズ:
がんばらない 夢のお庭で たまには寝っ転がって 何もしなくてもいいんだよ



* * * お知らせ * * *

久しぶりに、「話す・聴く・気づきのワークショップ」開催です。

気軽に参加できるワンコイン価格。
興味のある方、どうぞいらしてくださいね。

3月4日(土)「自然な生き方・暮らし方」
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日常から離れ、自分の声に耳を傾ける時間。あなたはどんな暮らしを想い描くでしょうか?




* * * まかない日記 * * *

一汁一菜が基本の雑草屋、ある日の朝ご飯。
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きのこと玉ねぎの蒸し炒め、ひじきと白菜のお味噌汁。

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常備菜のごぼうのごま酢和えをのっけて。作り置き万歳!


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2017年02月12日

2017味噌作りスタート!

この冬も、味噌作りが始まりました。

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雑草屋の味噌作り2017、第一弾はこぐま塾のみなさんと。
種まきからみんなで育ててきた大豆は、本当に甘くて毎年感動します。

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大豆の潰し方は本当にいろんな方法があるんだけど、
夫はすり鉢&すりこ木で丁寧に潰したいみたい。

確かに、大豆にあたる素材が優しいのは、作っていても気持ちがいい。
量が多くなるとまた考えないといけないけどね。

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長女は7歳になり、もう大人並みに戦力になっているんですが
2歳児はまだまだ・・・(汗)

散らかさなくなったのは本当にすごい進歩ですが、つまみ食いは健在。
去年の味噌作りでは相当食べていたなー)
半分くらいに減ってしまうので、少しずつ大豆を入れました。

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自然農で育てたお米は、きっちり精米して、筑波山麓の糀屋さんへ。

味噌作り前日に夫と娘たちが受取りにいったんですが、
テレビの影響か何かで、今まさに空前の甘酒作り大ブームらしく、
糀屋さんは大忙し!疲労困憊!だったようです。

仕上げていただいた米麹は、甘くて芳醇で、甘酒とチーズの間みたいなお味。
来年は自分ちで米麹を作るかなー。


10年前、この人と結婚する運びになろう予感も全くないころに
うわ!独身男が味噌作りを始めたよ!学さんはいったいどこへ行くんだ〜
当時の夫のブログを読んで半ば呆れていたものだけど、

結婚して一緒に作ってみれば、何ともシンプルな材料とシンプルな工程で
ずいぶん拍子抜けしたものでした。

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とはいえ昨日のこぐま塾では、いつもは屋外でのびのびと遊べる子どもたちが、
味噌作りのときだけは室内にいてね!と言われるもんだから、まー大変でした。

うちの子どもたち、「じっとお味噌作りに参加しててえらいねー」と言われましたが
日々が静かな暮らしなので、人が集まるとき、何かをみんなで作るときが
数少ない、非日常の、貴重なエンタメなんだと思います(笑)。

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てんやわんや、時間もかかりましたが、お母さんたちが大奮闘して、子どもたちもたまに参加して、無事にお味噌を仕込むことができました!パチパチ!

子どもたちを集めて味噌作りをやるのって、家がもう、えらいことになるんですが、
普段がズボラでがんばらないファミリーですので
大掃除のきっかけをいただいて本当にありがたい、とも思っています。


今日はほっとひと息、休息の日。
明日はまたこぐま塾の味噌作り、平日編です。ファイト〜!!!



* * * お知らせ * * *

4月から、2017年度のこぐま塾アグリコース「味噌の部」が始まります。
興味のある方はお気軽にお問合せください^^
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こぐま塾アグリコース 〜2017年度 味噌の部〜




* * * まかない日記 * * *

朝ごはんは、育児の会のお友達Aちゃんちの柚子を贅沢に使って、「ゆずうどん」!
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うどんはたっぷりのお湯で茹でて水洗いを二度やって水切り後、使ったお鍋に入れておきます。(ザルのままだと麺が食い込んでしまいますから。。。)
別で沸かしたお湯をお皿に注いで器を温めたあと、そのお湯をうどんの鍋に入れて、うどんを温め直します。(←釜揚げうどん状態)
うどんを手で器に盛り付け、めんつゆを回しかけ、柚子を並べて完成♪

めんつゆはお手軽に、醤油・日本酒・みりん・昆布・いりこ粉末を火にかけて沸騰直前でおろしました。つゆに柚子を浸しながら果汁をからませて食べました〜。
種はもちろんホワイトリカーに順次漬けこんでおりますよ^^
Aちゃん、柚子を本当にありがとうございました〜!
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常備菜のごぼうのごま酢和えと、残り物のカブと白菜のお味噌汁で簡単朝ごはん。
朝はめんつゆ作りながらうどんを茹でて、ゆず切っただけでした〜。

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珍しく、食後のデザートもありましたよ。塩さつまいも。
今日もごちそうさまでした!


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2017年02月10日

一番簡単な「手当て」の話

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今日は、いわゆる自然療法の各種「お手当て」ではなく
文字通り「手を当てる」手当てについて。

ぶつけた、切った、擦りむいた・・・
そんなとき、まずは静かに
「手」を「当てる」ように心がけています。

ネイティブアメリカンの本に出てくる、
グランドファーザーのように。


最初が肝心。

慌てず騒がず、
治るイメージを手のひらに集中させて、送り込む。

身体の、頭のスイッチが入るように。
治癒が開始されるように。

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3歳、家具の角に突撃し、めっこりへこんで
「かなりまずいことになった」と青ざめた
おでこの大きなケガ。

4歳、くっきりうす青く線が入った、
「お岩さん確定」の目の上のケガ。

30歳、ざっくりスッパリ深く切った
「当分炊事できない」指のケガ。


これまでの家族の大きなケガは、
ぜんぶ夫の「手当て」ですぐに治してきました。

ケガがケガとして悪化する前に
「もう大丈夫」と気を送る。

だからたんこぶにもならないし、青あざにもならない。
傷口はぴたりと閉じ、すぐに治癒を開始する。

(もちろん、異物や汚れが傷口についていたら
 きれいな水でざっと流したり、唾液で吸い取ったり
 してからの話ですが)

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友達の子どもが転んで頭をぶつけたときに
即座に教えて実践してもらったら、

「いつもボッコリたんこぶになるのに
 腫れなかったよ〜!!」

後日こんな報告がありました。
そう、そうなのよ!すごい効くのよ、「手当て」!


全力で治癒のイメージを手に集中させて傷口に送り込む、
その印象的なシーンは、この本に出てきました。

アメリカの白人の少年(トム氏)が、
ネイティブアメリカンのグランドファーザーに出会い
信じられないほどの猛特訓を受けた過程の記録。


人生を変える力がある本だと思います。
でも絶版なんですよねー。なんて惜しい・・・
価格がどんどん吊り上っていますわー

最近は、さくらももこさんのイラストが
表紙になったバージョンがいくつか出ているので
そちらでも読めるかと思います。


グランドファーザーの話は非常に非常に長くて
子育て真っ最中のお母さんが読むのは大変なので、
もっと実践的な本もご紹介しておきます。

こちらは野口整体の理論とシュタイナー理論を踏まえた
まさに我が家のために書かれたような本!

(雑草屋は、アフィリエイトはしてません。
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野口整体に詳しくはなれなくても、
ちょっと便利な自然育児的手当てのコツが満載です。


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子どもがケガをしたときって、
「わーん!」って泣くのを抱っこしてゆさぶって、

「あーはいはい、よしよし〜痛かったね〜
 ハイ、いたいのいたいの、飛んでけー!飛んでけー!」

ってやってしまう大人が多いと思います。
すぐ泣きやませてしまおうとする。


でも、子どもは泣くことで恐怖心や痛みを発散しています。
つまり野口整体的には、「出す」行為だから止めなくてよい。

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ってことで、
じっと抱っこしてあげて、
静かに痛い場所に手をあてて、

「いたかったね・・・うん。よしよし。」

まずは静かに、過去形で、認めてあげるのがいいそうです。
とんでけ〜は、もう少しあとで。

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聞きかじりの知識ではありますが、
うちはグランドファーザーと野口整体のコラボで

 静かに抱っこ、と同時に
 治癒イメージをして手のひらから気を送る。

というのをやっています。

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長女は7歳になって、自分でもできるようになりました。

前は痛みや傷に心をとらわれて、数日間は
「あぁーこんなになってるぅ〜(涙)」「ひぃーん!」
と、何度もネガティブに引きずって長引いてたんですが、
最近はずいぶん、治癒力の高い子になってきました。


大人が、本人が、
人間の自然治癒力を確信していること。

それに尽きると思います。


お試しください〜^^



※記事のカテゴリ、何に入れたらいいか悩んだ挙句
 結局「自然療法」に入れておくことにしました。
 今後、いいカテゴリを思いついたら新設しますね。



!後日追記! 関連記事:子供が頭を打った時 ケガの少ない子に育てたい



* * * お知らせ * * *

明日はいよいよ、こぐま塾の味噌作り!
1年間の集大成です♪
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【こぐま塾】2月集合日(味噌作り)のご案内



* * * まかない日記 * * *

うちのお豆ごはんは絶品だと思う。
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甘〜〜いんですよ!!!!自然農のお豆って。
色んな色があって、それも楽しい。

暖房なし生活ゆえに、朝ごはんの湯気がもう、映画並み(笑)。
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手前は、長女に野菜(白菜、長ネギ、きゅうり)をまるっと渡して、次女をうまく参加させながら作ってもらった野菜炒め。おいしかったなぁー。
奥は、夫お得意の高野豆腐。今回は麻婆か、あんかけだったか、いつも安定のおいしさです。

毎日平和にお腹が満たせることに感謝して。
ごちそうさまでした。


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posted by miya at 11:10| Comment(0) | 自然療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする