2017年01月31日

はじめての飯盒炊爨

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あれは10日ほど前だったか。
7歳の長女が、初めての飯盒炊爨(はんごうすいさん)に挑戦した。

まずはお庭で、焚き火の練習からスタート。


ここで焚き火を始めた数年前にくらべて、
忍耐力も集中力もぐっと増してきた小学1年生。

薪や焚き付けをたっぷり集めてきて
長すぎる枝はノコギリでせっせと伐って・・・

あちこちから乾燥した枝を拾い集める根気が(やっと)足りてきたし、
薪を組んで“火の赤ちゃんのおうち”を用意するのも上手になっていた。
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家の隣、ヤギを飼っているスペースにて、いざ本番。

風よけの瓦を組んだり、支柱となる枝を地面に深く挿したりと
夫がある程度のインフラ作りをしてあげたものの、
初めてのマッチ擦りに点火など、
全力で頭に叩き込みながらやっている様子。

「えーっと、このあとどうするんだっけ・・・」
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秘密の手引書を読み返す。

クリスマスにサンタさんが届けてくれた、この本だ。
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冒険図鑑―野外で生活するために

さとうち 藍 (著), 松岡 達英 (イラスト)

大好きな「大草原の小さな家シリーズ」よりも
より具体的で実践的な指南書。

隅々まで夢中で読んでいた娘が
飯盒炊爨に憧れるのは当然だった。


長女の場合、本が介在することで、
親が直接教えるよりも効果的らしい。

つい口を出しそうになる「両親」よりも、
無駄な干渉のない「本」を読み、自分で考え、
どうしてもわからないところだけ親に相談してくる。

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2つの飯ごうは、私の祖父が大事に使っていたもの。

秋田に泊まりに行ったとき、
「持って帰れ〜」って祖母が言ってくれた。


この飯ごうでお米をはかり、研ぎ、浸水させる様子も
親の手伝いを言いつけられた時とは大違いで、

「飯ごうで炊くんだ〜♪
 冒険図鑑に載ってたの〜♪」

なんて、意気揚々と支度をして、動きに無駄がなかった(笑)。

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火の世話をしつつ、妹と遊びつつ、
吹きこぼれそうなときは燃える薪を崩し、
「棒を飯ごうにあててグツグツ」の確かめ方を教わって、
時間はまだ感覚で計れないので、大人に聞いて・・・。


火からおろし、蒸らしも終わって、
フタをあける瞬間は、もうすぐ。

「どうしよう、炊けてなかったらどうしよう〜」
ドキドキしながら、飯ごうを食卓へ。


さぁ、生まれて初めての飯盒炊爨、
結果やいかに!?


どるるるるるるるるるるるるるるる・・・・・・・

じゃじゃーん!
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おぉー!炊けてるー!!!

すばらしいぃぃ〜〜♪
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長女は喜び最高潮、次女も拍手喝采^^

晴れがましい顔は、ぐっとお姉さんになった感じ。
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夫も見事な炊け具合に大興奮。「ほらこれ見てー!」
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瞑想&1日1食の10日間を過ごしていた夫だけど、
このときばかりは戒律をちょっと破って
炊きたてごはんに舌鼓を打ってくれた。
(汁物大好きな夫がお味噌汁は用意してくれたしね♪)
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何度もおかわりをして、幸せそうにほおばる娘たち。

「また飯ごう炊さん、やりたい!」と張り切る長女には
集めた薪や焚き付けを屋根の下に保管するよう教え、お開きとなった。


親としても意外なくらい、美味しかったなぁー。

やるなぁ、7歳!
これからも楽しみにしてるよ!


関連記事:
真実味があれば手伝うのね 無言の行、はじめます ホームスクール、始めました



* * * お知らせ * * *

小麦を育ててパンを焼こう♪の
こぐま塾アグリコース「小麦の部」、
いよいよ麦踏みも終盤です。

案内をアップしました〜
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【麦】2月4日(土)集合日のご案内(麦踏み)




* * * まかない日記 * * *

今日の晩ごはんで絶賛されたおかず。
見た目は地味ですが、雑草屋の殿堂入りが決定しました。
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切干大根&大根の干し葉(どちらも実家の母作)を昆布だしで煮て
お味噌汁に使えるようにしていたのですが、
夜は具だけを取り出して、ごま和えにしました。

醤油麹をたらーり、白練りごまをたらり、
白いりごまを擂って、た〜っぷり。

おいしゅうございました!乾物万歳!


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posted by miya at 00:53| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

何もしなくてもいいんだよ

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あれを書こう、これも書こうと思っているのに
昼間に時間が取れず、夜は赤子が起き、
なんだかじわじわと時間が無くなってきました。

冬に家にこもっていると、気分が塞ぎがちで
何をしたらいいのかわからなくて
何もかもが嫌になって、
自己嫌悪の日々を送ることがあります。

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でも本当は簡単で、
畑や庭に出て、陽に当たって、
植物に触れて過ごすと、元気を取り戻します。

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赤子がいる今は、時間が限られるものの、
自分ひとりになれる、特別の場所に行くのも大事。

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とりあえず、
子育てで分断されると困るような、
集中しないといけない仕事は諦めて。

娘たちと一緒に豆の選別をしたり、
長女と料理したり。

いや、スッパリ諦めきれないからこそ
決意表明というか、
現状を肯定する記事を書いているのかもしれないのですが。


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気付けば息子はもう5ヶ月で、
お座りや寝返りに挑戦中。


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2歳8ヶ月の次女は、
高いところに上がるのが上手になるなど、
日々、色んな能力がめきめき音を立てて開花中。


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7歳の長女はぐっとお姉さん度が増して
妹弟の世話や家事は割と気持ちよくやってくれるし、
料理や焚き火、和太鼓など、いろんなものに夢中になっています。


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夫はお金を目的としない色んな活動を楽しんでいて、
それぞれが実りつつある感じ。


私は・・・

何かしなきゃいけない気がして、
でも家事と育児で何もできてないフラストレーションがたまって、
堂々巡りに陥っていたけれど、

「何かしてもいいし、
 何もしなくてもいいんだよ」

と夫がたびたび声をかけてくれたので
2週間くらいかけて、
やっと負のループから抜け出せそうです。


何もしたくないときは、何もしない。
しなくても誰にも責められない。
(責めていたのは、自分だったな・・・)
 
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夫の昔のワークショップの記事に、こんな言葉がありました。


 何か有意義なこと、何か生産的なこと、
 何か、何か、何か、なんでもいいから、
 価値のあるものに人生を費やしたいと思うかもしれません。

 それではいったいあなたにとって、
 何が有意義で、何が生産的で、何が価値があるのでしょう。

 あなたが過ごそうとしているその余暇は、遊びは、体験は、
 あなたにとって本当に、必要なものなのでしょうか。


最近の私、まさにこの状態だったなと思います。
ううむ。


まだまだ低空飛行かもしれないけれど、
1日1日を、ゆるりと暮らそう。

動く元気がちょっと出てきたら、
やりたいこと、わくわくすることだけをやろう。



* * * お知らせ * * *

つくし農園にこぐま塾、
なかなかレポート記事も書けておりませんが。

今週末はつくしの今年度最終日となります!
つくし農園: 1月共同作業日【大寒】のお知らせ



* * * まかない日記 * * *

ごはんが少しだけ残ったときに夫が作ってくれるライスサラダ。
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ザワークラウト、刻んだピクルス、黒すりごまとごはんを混ぜて、
刻んだコリアンダーを散らして完成。
使い切れないピクルスのアレンジレシピとしてもおすすめです。

お米をおかずに回して、この日は・・・
大好きなトレイルベーカリーさんのパンで朝ごはん♪
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娘たちはパンは個人のお店で買うものだと思っているので
スーパーに連れて行っても、山積みになってるメーカー製の
菓子パンなどをねだってこなくて、助かってます^^

そして農園の共同作業で掘り出した菊芋♪
皮ごと丸ごと、水から煮たところに
作り置きのトマトソースを加えて、お手軽トマトスープ。
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トマトの酸味を菊芋の甘みが包んでくれて、優しい美味しさでした!
ごちそうさまでした♪



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posted by miya at 22:06| Comment(0) | ゆっくり生きる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月19日

お空から、びゅーんって

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次女が私のお腹にやってきた夜のことは、
よく覚えている。


眠っていたら、私の枕元に
小さい子どもがたたたっと駆け寄ってきて
左上のあたりからしゃがんで私をのぞきこんだ。

と思った次の瞬間に、その影は
プールサイドから飛び込むみたいに
勢いよく、びゅん!と私のほうへ駆け込んだ。

 ぶつかる!

と、思わず目をぎゅっとつぶったら、
自分の中にしゅーんと入ってきた。


 ああ、もしかしたら、
 赤ちゃんが来たのかも。

そう考えたら安心して、また深い眠りに落ちた。


3人の子どもたちのうち、
こんな体験をしたのは次女のときだけ。

しかも、駆けてきた勢いが甥っ子にそっくりで
産むまでずっと、男の子だと信じて疑わなかったっけな。

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それから、現在。

2歳半になった次女が昨日、
起き抜けに布団の中で「お空のこと」を話し始めた。

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 お空の上からね、ゆいーちゃんが、
 おめめで、わわわあぁ〜〜〜!って、見てね〜。

 おたーちゃんのところに、びゅうーん!
 って、きたの〜。きたんだ〜♪

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眠りとの境界にいるとき、
こういうことを話すとは聞いていたけど
まさか自分の娘から聞けるなんて。

知り合いに、お腹の中にいたときの記憶を話す子がいたから
いつか子どもを産むようなことがあれば、
胎内記憶なんかを3歳までに聞き出そうと思っていたけど。

長女は残念ながら「ぜーんぜん!おぼえてない!」と答えたから
それっきり、すっかり忘れていた。

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それから、ちょっと脱線するけれど。

甥っ子(兄)は3歳のとき、
新幹線から沈む夕日を眺めてうとうとしかけたタイミングで
いきなり「前の話」をしたそうな。

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 おかあさんのところに来る前はな、
 おにいちゃんがおってん。

 てっぽうで、みんな、バンバンバン!ってやるねん。
 おとうさんもおかあさんも、
 家にきた人に、バンバンバン!って、殺されてん。

 あの沈んでくおひさまみたいにな、
 大きい川に、おかあさんの体が
 ゆっくり、ゆっくり、沈んでいってん。

 川はな、ずうっと向こうまで、
 みんな死んでてん。

 でも、おにいちゃんがおったから、平気やってん。
 てっぽうもってな、おにいちゃんと逃げて、戦ってん。

 今はな、おかあさんがおるから、うれしいねん。

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姉からすぐに連絡をもらって、
その内容を聞いた私は、涙が出た。

憶測でしかないけど、
内戦の激しいような場所にいた子が、
ゆっくりお母さんと生きるために、
姉のところに来たんやろうなとか、
だから甘えん坊で泣き虫なのかなとか。

前のその子と、今のその子を思って、泣いた。


でも、この話はこのとき1回きりで、
本人が大きくなってからは「ぜんぜん覚えてない!」という。

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さて。

ポエマー調スピリチュアル系は好きじゃないし、
綺麗事は書きたくないので、さっくり終わろう。


語る子も、語らない子も、
どこかからわざわざ来てくれたんだと思うと
大切に一緒に生きていかねば、と気持ちが改まる。

毎日ドタバタで、すぐ忘れちゃうんだけど。
来てくれて、ありがとう。



* * * お知らせ * * *

2月スタートなのに全然宣伝してなかった・・・!という、
のんびり告知のつくし農園。 畑で待ってまーす^^
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自然農のある暮らし、始めませんか?
2017年度プレーヤー&聴講生、募集開始!


こちらは親子で楽しめるお米と大豆作り。
作物が決まっていて、作業しやすいのでハードル低めです♪
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こぐま塾アグリコース 〜2017年度 味噌の部〜




* * * まかない日記 * * *

夫が無添加の竹輪を買って、「木の葉丼」を作ってくれました。
車麩も入っててジューシー、豪華!
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毎朝の霜にもめげずに、庭ではミツバが少しずつ成長してきました。
少しもらって、散らしてみたら、おいしい〜。

「え!ちくわに車麩に、卵まで!ぜいたくぅー!!」
と娘たちに喜ばれました^^ 作ってくれて、ありがとう。


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posted by miya at 15:22| Comment(0) | 妊娠・出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする