7月末に産まれた息子には、
産まれたその日から「おむつなし育児」を実践しています。
おむつをつけないのではなく、
時にはおむつを外して、
おむつの外で排泄させてあげましょう。
それが“排泄コミュニケーション”とも呼ばれる
「おむつなし育児」の方針。
2年前の次女の頃から挑戦していて、
今回も始めたので、その記録を書いていこうと思います。
◆はじめたきっかけは“カニババ”◆
なんぼ言うても新生児におまるって、自分は無理やろうな〜
と思いつつも、次女があまり使わなくなってインテリア化していた
ベビーおまる(琺瑯おまる)は、布おむつと一緒に置いてありました。
<誕生時>
さて出産。
産まれたあと数時間して、例のカニババどっさりに出くわします。
おむつを開け、べっとりねっとりを見た瞬間
「お尻が気持ち悪くておしっこできなかったんじゃないかな」と思い、
瞬時にざーっと古新聞(おむつ替え用)でネットリを拭き、
抱き上げてサッとベビーおまるをあてがったところ・・・
しゃぁぁーーー
なんとも気持ち良さそうに、たっぷりおしっこを出したのでした。
<生後1週間まで>
産後の後腹が想像を絶する痛みで、おまるは、ほぼお休み。
夫が完全看護状態でお世話してくれていました。
<生後2週間〜>
おまるを再開しました。
意外にもおまるで気持ちよく出るのにビックリ。
姿勢は膝の上で、片腕にもたれさせるように抱き
おまるの上で外側の太ももを掴むと
小さい赤ちゃんでも安定して座っていられるようでした。
三人目は最初から布おむつのつもりで
紙おむつを買っていなかったうえに、
自宅出産で助産院からも紙おむつなんて渡されないから
産まれた日から、布おむつ。こんなの初めて!
紙おむつだと、おしっこが出てもさらさら。
布おむつだと、おしっこが出たらじっとり気持ち悪い。
だからすぐ泣いて教えてくれるし、
おまるの時にとっても気持ち良さそうに出すのかもしれません。
<生後3週間〜>
タイミングがつかめず、おまるが億劫に・・・。
思えば、手段が目的化していたのでした。ごめんよ。
◆タイミングと姿勢◆
<生後1カ月目>
だんだんタイミングがわかってきました。
・寝ていて、泣いたとき(=出ちゃうよーのサイン)
・泣いていて、おっぱいをあげても「ちょっと違うんだけどな・・・」というそぶりを見せる(吸いつき方が消極的)
・ちょっと目を見開き、鼻をふくらませ、鼻の下を伸ばす(=出そう・・・のサイン)
生後1ヶ月でも、
よくよく観察していたらわかるもんなんだなぁ。
次女のときは「さっぱりわからん」と呟いていたのに、
親も成長するもんです。
おまるの姿勢もいくつかバリエーションが。
・「ぱいまる」
授乳中にドカンと出たことが時々あったため、
おまるをしながら授乳、も増えてきました。
・「げぷまる」
授乳後にうんちが出ることがちょくちょくあったので
げっぷタイムをおまるタイムにしようと試してみました。
大人が片足を投げ出して座って
おまるに座らせた赤ちゃんの上体を
大人の太ももに預けさせ、背中をさすってげっぷ出し。
高さは頭が胃袋より下にならないよう、
大人の太ももの高さを調節。
こうしていると、うんちをしたいときは
げっぷ後にじっ・・・と気張って出してくれます。
◆うんちがまとまって楽ちんに!◆
<生後1カ月と1週間>
うんちの回数がまとまってきました! 1日に4回くらいです。
うんちは全部おまるでゲットできる日もあり、
布おむつを洗うのがどんどん楽ちんになっていきます。
<生後1カ月と2週間>
表情をよく見るようになったからか、
時々笑顔っぽい顔をするのが嬉しくて可愛くて。
さすが“排泄コミュニケーション”、親子の絆が深まります。
でもおまる以外の要求はまだよくわからぬまま・・・
<生後1ヶ月と3週間>
うんちの回数がさらにまとまって、なんと1日に2〜3回!
次女の記録を見たら、まだおむつなし育児をしていなかった
生後5ヶ月のときに、1日2〜3回。あれま!
排泄コミュニケーションがますます楽しくなってきた頃。
親も表情やしぐさ、泣き声からいろいろ読み取ろうとします。
前まで「うんちの顔」だった表情が、
うんちだけでなく、げっぷ、吐く、おなら、おしっこ・・・など
身体から何か出るときに全部その表情をするようになってきて難しい!
でも、うんちの回数が少ない分、楽をさせてもらっています。
おまるに座っているときの反応もだいたいわかってきました。
◆息子の反応の意味(生後1ヶ月時点)◆
(1)おむつが濡れていなくて、おまるに座らせたとき
・座るけどジタバタ ⇒ げっぷが出る(苦しい)
この場合は背中をさするとそのうちげっぷが出て落ち着きます。
・座ってじっとしてる ⇒ おしっこやうんちが出る
抱っこ姿勢でも、前倒し姿勢でも、神妙にしています。
・座らない ⇒ ないよ!
ちっがーう!って感じでのけぞって抗議されます(笑)。
(2)おむつが濡れていて、その後おまるに座らせたとき
・足を突っ張ってのけぞって泣く ⇒ 抗議
ちょっと遅かったよ!おむつ濡れて気持ち悪かったよ!という時。
ここで突っ張ったままだと、おむつの時に途中で止めたおしっこが
おまるの外に噴射されるので、太ももを持つなどして何とか座らせつつ
「ちょっとおむつに出たんだね、気持ち悪かったね、ごめんよ」
と謝り、「まぁひとつ、おっぱいでも」とおまるしながら授乳(=ぱいまる)。
・しばらく座っていて、泣いて突っ張る ⇒ ないよ!
このときはまず出ないので、いったんおむつを装着。
するとホッとしたように寝てしまうことが多い。
濡れたおむつさえ替えてくれれば良かったんだよ、という時。
あと、うんちの回数がまとまってきた分、
おまるでうんちが出てもすぐに降ろさずに
少し座らせたまま様子を見ていると、二度三度と続けて出ることも。
これも神妙に座っているか・いないかで判断がつきます。
おまるしながら寝ちゃうときは、
他の要求(授乳や排泄や抱っこ)がひととおり満たされて
本当に眠いので、おまるを外し、おむつをあてておしまい。
単調なリズムで毎日静かに家で暮らしていると
うんちのおむつ汚れは週に1回くらいしか出ません。信じられない!!
逆に、外出や来客が続くとすっかりリズムが乱れますが
1〜2日で元に戻るようで、おまるは再び軌道に乗ります。
もっと寝がえりやハイハイで動けるようになってくると
自分の主張が出てきて、おまる休止期間がやってくるんだろうな・・・
(次女の9〜11ヶ月の頃がまさにそれ)
息子はスタートが早かった分、色々と観察のしがいがあります。
また時々ご報告したいと思います。
次女のおむつなし育児とおむつ外しの状況も、そのうち。
読んでくださり、ありがとうございました^^
(参考)
おむつなし育児研究所
サイトがリニューアルされてとても情報が見つけやすくなっています!
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