なかなかパソコンに向かえません・・・
さて、前回(次女出産時)は、一応病院で産む予定にはしていて
偶然ではありますが、自宅で出産してから病院に向かいました。
※病院を選んだ経緯はこちら ⇒お産にじっくり向き合う
【前回の良かった点】
・自宅で家族が揃っているときに出産できた
・身体をよく動かした翌日に産まれてきた
・自前のお産セット(古バスタオル、洗面器、ビニール袋など)を用意してあったのが大いに役に立った
・つかまるもの(子どもの踏み台)が近くにあり、四つん這いで産みやすかった
※前回の自宅出産の様子 ⇒自宅編
大前提として、夫がヤギ牧場で働いたことがあるため
お産の扱いに慣れている(血が怖くない)というのも大きかったです。
そして今回、自宅でのお産を取り扱う助産院に巡り合い、
専門家のバックアップという安心のもと、自宅出産を選択します。
とはいえ、何か問題があると総合病院へ搬送されてしまうので、
前回のお産でのトラブルを振り返って
できる範囲で予防していこうと考えていました。
【前回(次女出産時)の反省点】
・出血が多く、後で脳貧血を起こした
・お腹に内膜などが残り、病院ですごく痛い処置を受けた
・出生後、赤ちゃんが低体温になってしまった
・数日後、赤ちゃんが黄疸になった
※産後大変だった様子 ⇒病院編
(産後の入院中、低体温と黄疸のために次女には1日半しか会えなかった)
【今回の希望】
・出血の少ないお産をする
・産後の痛い処置を最小限に
・胎盤を食べる(産後の母体回復のため)
・赤子を低体温にしない(産んだら素肌で抱く)
※黄疸のことはすっかり忘れていて、考えてなかったです・・・
それぞれについて、詳しく補足します。
・出血の少ないお産をする
助産院の先生に聞いたところ、出血については、
後産(胎盤が身体から出る)のあとに
どれだけ早く子宮を収縮させられるかが鍵だそうです。
胎盤は子宮の内側と無数の血管でつながっており
胎盤を外に出すとき、当然それが剥がされるわけで。
子宮の壁からはジャアジャアと血が出るのだけれど、
早く子宮が小さくなれば、血管がキュッと縮こめられて血が止まる。
という理屈なのだそうです。
そこで、お腹(子宮底)を包むように、丸めるように(?)
ぎゅうぎゅうさすって刺激し、子宮の収縮を促す
“輪状(りんじょう)マッサージ”というものを教わりました。
それでも出血が収まらないときは、アイスノンをお腹に乗せるそう。
お産の痛みがすごすぎて自分ではできる気がしないので、
このあたりの処置は夫にしっかり覚えてもらいました。
・産後の痛い処置を最小限に
前回のお産では産後、手を突っ込まれて子宮内膜?の残りを
掻き出され、死ぬかと思ったのですが
それは病院でも産婆さんでも同じことらしく。
残っていたら手で掻き出さなきゃいけないからね、
と言われて震え上がりました・・・。
なんとかするっと綺麗に出し切りたい、それを願うのみ。
あともうひとつ、会陰(えいん)の傷についても。
病院だとハサミでバチーンと会陰切開するのが当たり前。
ハサミで切った傷は、傷口が厚くて産後の縫合がめちゃくちゃ痛い。
一方、助産師さんは切りません。
自然に伸びた結果として会陰が裂けたとしても、
一番皮膚の薄いところが裂けるので、傷は最も浅くなるのだと
前回のお産で、助産師さんがこっそりなぐさめてくれました。
なので、とにかく裂けないよう、せめて傷が最小になるよう
ゆっくり時間をかけて、伸びるように、ゆっくり産みたい。
陣痛の痛み、大絶叫のなかで、どこまでこらえられるかなぁ・・・
・胎盤を食べる(産後の母体回復のため)
ヒトとラクダとクジラ、イルカを除くすべての哺乳類が、
産後に自分の胎盤を食べるといいます。
それはもう、産後の母体に必要なものが詰まっているに違いない。
自分の血肉でできている胎盤だもの、
スーパーで売ってる肉より絶対に安心。
ということで、胎盤は夫に調理してもらう約束をしました。
感染症などの問題があるので、自分以外の人には食べさせませんが。
(退院直後の次女)
・赤子を低体温にしない(産んだら素肌で抱く)
前回の次女のお産で特に悔やまれたのが、これです。
自宅で次女を産んだあと、
電話の指示に従いながら病院に向かったのですが、
「赤ちゃんはしっかりタオルでくるんでね!」
「してますしてます〜」・・・これが失敗だったのです。
5月、羊水でびしょ濡れの赤子をささっと拭いて
タオルでくるんだところで、本人が体温を保てるはずもなく
病院についたら低体温で保育器に2日入れられてしまいました。
本当はどうすべきだったのか、と助産院で聞いたところ
拭いた赤子を母親の肌にくっつけて胸に抱き、
母子を上からタオルでくるむ、が正解だそうで。
今度は忘れずに、産んだら肌にくっつけて抱いていよう、
と心に誓ったのでした。
黄疸についてはまたいつか個別に記事にしたいと思います。
自分の備忘録として書いているもので、
話がごちゃごちゃしてしまいすみません。
いよいよ次回、お産本番のことを振り返る予定です。
お産の考察: お産にじっくり向き合う お産について思うこと
今回の出産顛末シリーズ: 出産顛末 〜助走〜 出産顛末 〜自宅出産のために準備したこと〜 出産顛末 〜お産前編〜 出産顛末 〜お産後編〜 出産顛末 〜産後〜 胎盤を食べる 〜レシピと感想〜 産後の余談 〜後腹(アトバラ)の苦しみ〜
* * * まかない日記 * * *
ホルモンの関係で、産後1〜2日は母乳が出にくいらしいのですが
暑さで赤ちゃんが心配になり、なんとか早く母乳を飲ませてやりたくて。
で、産後二日目に食べたよもぎ団子がこちら。
田んぼの近くで摘んであったよもぎと、有機玄米粉、中の餡は有機くるみ&レーズンで。きなこをたっぷりまぶして戴きました。
よもぎ餅やよもぎ団子は、自然療法の本でよく出てきます。
食べた後はやはり、母乳がよく出てくれました^^
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