長女をじい〜〜〜〜っと睨んで座っていたそうな。
気づいた長女は思わず「キャーッ!!」
大きな叫び声をあげてしまい、
キジはバササササ〜っと飛び立った。
彼女が座っていた巣には、卵が10個。
ここは、プレーヤーHさんの区画。
草刈りをしていたら立派な巣と卵が現れた様子。
雑草を敵としない“自然農あるある”とも言える。
草刈り後に丸見えになった巣でも、
卵が心配で心配で戻ってきて、抱いて温めていたんだろうね。
「そーっと触ってごらん、温かいから。」
「うわぁ〜 あったか〜い^^」
「落としたら大変だからね、大事にね。」
「だいじー、に?」
「そう、だいじーに。
割れたらヒナが産まれなくなっちゃうよ。」
でも、キジって大豆の芽を食べちゃうからなぁ〜。
卵を見つけちゃったら、どうしたらいいのかなぁ。
キジには困るけど、同じお母さんとしては気持ちも揺らぐ。
「食べちゃうの?」
「うーん、食べないよー。
この卵が何日目かわかんないもの。
割って、ドロドロのヒナが出てきたらどうする?」
「うわぁ・・・(汗)」
子どもの頃、実家ではニワトリを飼っていて
家族の誰かが、産みたてと間違って
あたため途中の卵を取ってきてしまうことがあった。
お手伝いに張り切っていた小学生の私。
目玉焼きを作ろうとして、フライパン上で卵を割ると、べちゃり。
びしょびしょのヒナが、薄目をあけて、
フライパンの中でぐっったりと、じゅぅう・・・(涙)
あの光景が忘れられなくて、
結構な恐怖体験とともに、
卵って命なんだと、思ってはいる。
でも、ときどき卵を料理するときはやっぱり食材で、
それが食材として買ってきた卵であることに安心している。
子どもを産む側になったいま出会った、畑の卵。
食材としての卵と、命としての卵と、
畑で困りもののキジと、お母さんとしてのキジと・・・
なんだか色々と考えてしまった。
(で、翌日には卵がすっかり!なくなってた!
殻ひとつ残ってないなんて、どういう訳だろう?)
春先には全身真っ黄色で、目と口だけイラストみたいに黒で
とっても可愛かったいもむし。あなたもデリケートよね。
久しぶりに見つけたら、2色のバスみたいになってた。
長女、いもむしは潰れちゃうからって、触らないんだよなぁ。
* * * お知らせ * * *
こぐま塾アグリコースは、大豆の種まき開始と共に
年度内の受付を終了しました。また来年をお楽しみに^^
つくし農園は年中いつからでもご参加可能です♪
自然農のある暮らし、始めませんか?
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* * * まかない日記 * * *
トレイルベーカリーさんのパンは、シンプルな普通のおかずにも合う。
にんじんをギザギザのピーラーでしゃっしゃ〜とやって塩で和えておき、
生姜の甘酢漬けを千切りにしたものと、白すりごまと合わせると
生わかめと混ぜても、炙ったさつまあげにのっけても、美味。
にんにくの茎の醤油漬けを使い切ったあと、最後に残った茎を
じゃがいも・にんじんと共に圧力鍋で煮て、にんにく風味の煮物に。
あとは長女がご近所のお友達(畑やってるおじいさん)からいただいた
新鮮なブロッコリーをごま味噌あえにして。
忙しいこの時期は、ワンプレートで楽してます。
ごちそうさまでした^^
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