私と長女がこの家に越してきた3年前、
まるで歓迎してくれるかのように大豊作となった。
夫は「二人の生命エネルギーが伝わるのかなぁ」
なんて納得して頷いていたけど、
その年以降、こまめに剪定などの手入れをし始めたら
今度はパッタリと実がつかなくなってしまった。
春、枝にびっしりと毛虫がつくのがあまりいい眺めじゃなくて
一般的な園芸の手引きを参考に剪定してきたのだけど、
そもそも毛虫がつくのも理由があったのかもしれないし、
施肥も農薬散布もしない自然農の我が家が
剪定だけ施したのがいけなかったかもしれない。
今年もほとんど諦めて春を過ごし、初夏を迎え、
ふと庭で梅の木を見あげてみると、1つ見つけた。
よくよく見れば、あちこちの枝に、わずかに実がついている。
家族で庭に出て、梅の実を集めてみることにした。
剪定といえば、これまた少ししか咲かなかったアジサイ。
ごめんね。来年はもっと気をつけてあげなくてはね。
梅の木の下で、大きなマイマイを見つけた。
次女は座り込んでこわごわ観察。
夫婦で梅を見つけ、夫が脚立にあがって収穫し、
運び屋さんの次女が大事そうに運んでくれた、我が家の梅。
実は、もともと収穫を期待していなかったので、
自然農の浅野与五右衛門さんから少しだけ梅を購入してあり、
両者を合わせての梅仕事となった。
傷みのあった梅は、夫が悪いところを切り落として
梅、有機純米酢、洗双糖を4:4:3の割合で合わせ
梅の果実酢を仕込んでくれた。
夏の出産後、授乳が2年くらい続くから
梅酒を作っても飲めないでしょ、という気遣い。ありがとう。
青い梅は、瀬戸のおろし器で1個1個丁寧にすりおろして
土鍋でゆっくりじっくり4〜5時間、トロ火で煮詰め、
我が家に欠かせない常備薬「梅肉エキス」に。
前に梅肉エキスを作ったときは、
果肉の絞りかすがもったいなくて梅ジャムにしたんだけど、
ジャムをあまり食べない我が家では持て余してしまった。
なので、今回はさらしで果肉を絞る、という工程を踏まずに
おろした果肉ごと煮詰めて煮詰めて、全部を保存してみた。
どうなっていくかなぁ。
わずかに残った黄色い梅は、梅干しに。
7月下旬の天日干しのタイミングで私が出産だから
作業する夫の負担にならないよう、今年の梅干しはほんの少し。
赤じそだけは、梅の木の下ですくすく育ってくれているので
自家製のものでまかなえそう。
梅酢が今年はほとんど見込めないから
昨年のものを大事に使わないとなぁ。
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雨の少ない梅雨となり、
田植えは6月中になんとか終えたいところ。
手伝ってくれたLONOFerのみなさん、ありがとうございます!
今日も孤軍奮闘する夫に、レスキュー!!
自然農の農作業体験 「LONOF(ロノフ)」やってます。日帰りも歓迎!
* * * まかない日記 * * *
フライパンひとつで、ゴーヤのパスタ。
パスタが浸る程度の水をフライパンで沸かし、パスタを入れ、
野菜だしを入れ、茹で時間が残り4分くらいになったらゴーヤを投入。
フタをして6割くらいまで火を通したら、フタをあけて水分を飛ばします。
滅多に使わないツナ缶を入れてみたら大ヒット。
(でも後日、ツナなしで作っても変わらずおいしかったです^^)
ごちそうさまでした〜♪
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