6歳の長女は、家庭保育をするようになってから
近所にお友達がたくさんできた。
お向かいの集合住宅に住むおじいちゃん達もその主要メンバーで、
この日は「ナマズの唐揚げ食うか〜?」と声がかかった。
来客中だったので長女だけ「ナマズ見ておいで!」と派遣。
しばらくして戻ってきた長女は
タライいっぱいのナマズ肉を携えていた。
切り身がでかい!厚い!
しかも、2匹分。
ざっと塩こしょうで下味をつけておいた。
聞けば、そんなに長くないヒゲが6本以上あったというから
むかし食用で持ち込まれたというアメリカナマズのようだ。
「皮が硬ぇんだよなーとか、
骨が切れねぇんだよーとか、
言いながらどんどんぶった切ってったの〜」
釣り名人の不良じーちゃん(Mっちゃん)、
長女の目の前でバッサバッサとさばいてくれたらしい。
※学生時代、ごはん盛り付け自由だけど
残すとめちゃくちゃ叱られる、有名な餃子屋さんがあった。
麦とろご飯がおいしいお店だった。
その怖い親父さんが、向かいのMっちゃんなのである。
合縁奇縁とはこのことなり。
さて、いったんはナマズを置いておいて、
ゆっくりお客さんとお話して、夕方。
お見送りのあと、改めてナマズに向き合った。
えーと、唐揚げにしたらいいんだよね?
「Mっちゃんはいっつもお外で揚げてるよー
お魚は油がバッチバチはねるからって〜」
そうだねぇ・・・切り身、大きいし・・・
「卵もやるよーって入れてくれたからね♪」
そうかぁ・・・卵ねぇ・・・ドキドキ。
ちょうど、来客用のお湯を沸かすのに
テラスに七輪を出してあったので
そのまま、屋外で揚げものをすることになった。
ビニール袋に入れた地粉&片栗粉に
5切れずつ落として、ふりふり。
中華鍋に油を熱して、揚げていく。
じゅわぁぁぁぁ〜〜〜
庭じゅうにいい香りが広がる。
台所と違って、必死な感じがない。
外で揚げもの、楽しいな〜。
長女も次女も、ずっと庭にいたがるので
テラスからは離れて遊んでもらった。
次女はサッカーがお好き。
順調に切り身を揚げていって、後半。
卵を揚げていると、顔の真下で「ボバァァアン!」
卵が炸裂し、大量の揚げ油を顔中に浴びてしまった。
うー。目にも入ったー。
洗面所でざぶざぶ洗い、とりあえずビワの葉エキスを塗る。
目には西辻弥さんで買ったばんのう酵母くんをポトリ。
これ、目にもいいらしい。
顔も目も、なんだか痛みがひいたので
再びテラスに戻って揚げもの再開。
実はここ4年くらい、薬害の毒出しなのか
顔中が荒れに荒れているので、
揚げ油を浴びようともさほど気にならない(笑)
だって私モデルじゃないしー。
でも、足元にあるからって、上から覗き込んだら危ないわなー。
反省、反省。
どんどん揚げて、揚げて、揚げて、
その後も2度起きた爆発も、油を浴びることなく揚げ続け、
見上げればお月さんがぴっかぴか。
夫と娘たちは家の中で、テーブルセッティング。
すっかり暗くなったけど、なんとか揚げ終えた。
いざ! ナマズの唐揚げ〜〜!!
身はふっくら白く、厚みがあって、ジューシー♪♪
香りもクセがなくって、とっても食べやすい。美味しい!!
「お母さん、ナマズは生まれて初めて食べるわ〜
高知ではナマズは獲らんかったもん〜〜」
と話すと、夫が急に納得した様子で
「・・・そういえばアメリカでこれ食った!
キャットフィッシュだもんな!なんだ!そうか!」
と思い出す。
ナマズ話にあれこれ花を咲かせての晩ごはん。
Mっちゃん、いつもありがとう!!!
そして屋外調理、またやろう♪
※翌朝テラスを見たら、事件現場みたいに油が炸裂しまくって
テラスのタイルやら壁やらえらいこっちゃでした。
今後は庭の土の上でやろう・・・(汗)
* * * お知らせ * * *
いよいよ明後日!
秘密の雑貨がいよいよデビューします。
・3/30(水)コーヒーファクトリーさんにて
つくば市、洞峰公園近くです。
午前中は夫たちが、午後は私も加わってお店しております。
ぜひぜひ遊びにきてください^^
* * * まかない日記 * * *
私に似て顎が小さめの長女のために、
「噛むメニュー」を増やしていこうと思っています。
ひじきと切干大根のサラダ。
お鍋に直接ひじきを入れて水で煮て、あらかた火が通った頃に
切干大根を加え、歯応えがしっかり残る程度に煮ます。
ザルにあけ、太めに刻んだ春キャベツと合わせて
梅酢・醤油・塩・オリーブオイルのドレッシングでなじませます。
(もちろん茹で汁はうまみたっぷりなのでお味噌汁に!)
歯応えポリッポリ!!で大好評でした〜。
ごちそうさまでした!