※レシピ紹介を追記しました※
庭に生えているもので十分に食べていける、そんな季節がやってきました。
すっかり伸びたふきのとう、まだ縮こまっていたユキノシタ。
チンゲンサイにタアサイにカブ、ぜーんぶ菜の花。
この日は天ぷらでいただきたい気分だったので、
庭で収穫している間に天つゆを仕込んでおきました。
小鍋に昆布と鰹節を入れ、醤油・みりん・酒を注ぎます。
何となく味が整ったら弱火でグツグツ。
調味料を少なめに入れながら味見をするのがコツ。
台所でいいおダシの香りを楽しみながら、
野草や菜の花をざぶざぶと洗います。
ついでにかぼちゃも切ろう。
青い瑞々しいものと、甘いねっとりしたもの。
ガツンと土臭いものも欲しくなって、
ごぼうと長ねぎを大きめに切って
この二つでかき揚げにしよう、と準備。
かぼちゃの天ぷらにぴったりのザックリ衣と、
かき揚げや野草の天ぷらにぴったりのサクサク薄衣。
最近になってやっと、それぞれのレシピが確定してきて、
天ぷらが苦手ではなくなりました。
まだ小さい次女はソバが心配だから、
先に素麺を茹でておいて、次に蕎麦を茹でます。
茹で汁は大きい人用の、蕎麦湯や味噌汁にします。
天つゆなのか麺つゆなのか、
ともかくいいお味になったつゆを適宜薄めて器に張り、
天ぷらがサクサクなうちに「いっただきまーす」。
はらりとほどける衣、
さっくり揚がってもなお瑞々しさを保つ
香り高い野草と菜の花。
そりゃもう、美味しかったです!
暖かくなるにつれて、
ユキノシタがどんどん大きくなってきました。
舌なめずりして見つめる私がいます・・・。
※追記※
かき揚げや野草にぴったりの衣のレシピについて
Facebookでご紹介したので、こちらにも追記しておきます。
山本ふみこさんの『暮らしと台所の歳時記』を参考にしています。
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ボウルにかき揚げの具(150g程度かな?)を入れて混ぜ、
小麦粉80g、片栗粉大さじ2を入れて全体にからめる。
ここに予め作っておいた卵液
(溶き卵1個分と水150ccを混ぜる)を加えて混ぜる。
かき揚げを大さじにのせて170度の揚げ油にそっと入れ、
衣がまとまって安定したら菜箸で返す。
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文章は私の要約ですが、こんな感じでした〜。
野草はこの残りの衣に片面だけさっとつけて揚げます^^
* * * お知らせ * * *
週末、26日(土)はつくし農園の共同作業日です〜。
ご案内をアップしました!
・3月共同作業日【春分】のご案内
* * * まかない日記 * * *
6歳の長女は、ご近所のおじいちゃんおばあちゃんとお友達。
ありがたいことに、
お菓子は受け取らない方針なのがだんだん浸透してきて、
お野菜や果物をいただくことが多くなりました。
いただいたバナナを完熟させて焼いたバナナパウンド。
バナナは熱帯の果物だし、甘いしでうちでは買わないのだけど
いただいたときは大切にお菓子の材料にします。
完熟バナナの甘さだけで、おいし〜い。
冷凍庫で眠っていた桑の実を煮詰めて添えてみたけど
バナナパウンドの甘さで十分でした。ごちそうさまでした♪