新婚旅行を兼ねた、高知から茨城までの引越し旅行の途中。
長野は安曇野にあるペンション、シャロム・ヒュッテで
朝食のおかゆパンに添えられていたものでした。
白ゴマの濃厚な風味と、予想を裏切る塩味ベースにびっくり。
甘いジャムよりもずっと身体に沁み渡る、滋養あるおいしさでした。
また、東城百合子先生の著書『家庭でできる 自然療法』では、
「ごまバター」を全粒紛のパンにつけて食べるとよい、
とあちこちに書かれています。(詳細は後述)
実のところ、練りごま(ごまペースト)を自作するだけなんですが
どれくらい擂ったら油が出てくるのか、想像もつきませんでした。
ある日。
長女が集中してお制作に取り組みたいと申し出があり、
つまりそれって次女(1歳10ヶ月)をどうにか隔離してねってことで。
次女のお守りがてら、
ずっと気になっていた「黒ごまバター」を作ってみることにしました。
この冬2回の味噌作りで、すり鉢&すりこ木に慣れた次女。
少量の黒ごまを入れてあげると、大張り切りで擂り始めます。
こういう「やりたい!」の芽を摘み取らず、
その子ができる大きさの道具を渡してあげて
できるようにサポートする・・・ということを
私はモンテッソーリの本から学びました。
(フードにはお気に入りのぬいぐるみを「おんぶ♪」)
いつもの「すりごま」レベルでは到底、油が出てこない。
どんどん擂ります。ごいごい擂ります。
祖母の手元を思い出します。
「上手に擂りよったら、音が出んよ」
すり鉢とすりこ木がぶつかる音をたしなめられたっけ。
正確には時間を計っていないのですが、
10〜15分ほど経った頃かな?
次第にぺっとりしてきました。
もうしばらく擂って、ちょうど長女の腹時計が鳴ってきたので
完全とは言えないかもしれないけど、「黒ごまバター」終了〜。
自然療法の本では、塩を混ぜてできあがりですが
子ども用に調節したかったので、
塩は食べる時にかけることにしました。
バゲットに塗って、塩をパラリ。
「うまぁぁぁぁー!」 大人も子どもも、唸る旨さ。
擂りゴマとは全く違う、ねっとりふくよかな旨みが滲み出てきます。
なるほど、これが「ごまバター」か!!! 甘みもあって感動!
ごま不足の身体にも嬉しいし、子どもの遊びにもなるし、
ときどき作っていこうと思います。
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● ごまバター
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ごまは黒い方がカルシウムが多く病人にはよい。
しかし調理によっては黒では困る時もあるので白を使ってもよい。
いずれにしても病人のために足りない栄養素を補うのに
ごまはなくてはならないもの。是非利用して下さい。
ごまをよくすりつぶすと油がでてペースト状になります。
うすい塩味をつけて、パンにつけてたべたり、
和えもの、ごま豆腐等に利用します。
自然食品店などではすりつぶした製品を売っています。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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● ごまバター
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ごまは黒い方がカルシウムが多く病人にはよい。
しかし調理によっては黒では困る時もあるので白を使ってもよい。
いずれにしても病人のために足りない栄養素を補うのに
ごまはなくてはならないもの。是非利用して下さい。
ごまをよくすりつぶすと油がでてペースト状になります。
うすい塩味をつけて、パンにつけてたべたり、
和えもの、ごま豆腐等に利用します。
自然食品店などではすりつぶした製品を売っています。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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* * * お知らせ * * *
4ヶ月ぶりに直売します〜!!
つくば市、洞峰公園近くです。遊びにきてください♪
・3/30(水)コーヒーファクトリーさんにて
* * * まかない日記 * * *
黒ごまバゲットを楽しんだあと、残った黒ごまバターを贅沢に使って
黒いキーマカレーを作りました。
残りご飯がカッチコチになってしまっていたので、
ごはんごと煮込んでセミドライカレーみたいな仕上がり。
辛いと可哀想なので、蒸したかぼちゃをもりっと添えました。
レシピは、コウケンテツさんの『ごまやねん』から。
図書館で借りて書き写しておいたものです。
かなりマニアックなごまレシピ本ですが、薄くて300円以下で、
買ってもいいかもー、と、今リンク貼ってて思いました。。。
我が家では、お肉の代わりに大豆ミートで。
大豆ミート製品って、乾物としてもかなり優秀!便利!
洗い物も、動物性の油が出ないのですごく気持ちいいです。
お肉より好きだなー。
大変おいしゅうございました!ごちそうさまでした〜〜♪