2015年11月29日

次女、いろいろデビューの秋

二番目にもなると成長の記録を忘れがちなので、
次女の最近の目覚ましい成長ぶりをメモしておこうと思う。

小柄な次女だが、11月で1歳半になった。

1歳5カ月まで歩かず、蓄積してあった分、
いま怒涛の快進撃を見せている。


台拭きデビュー。
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長女がいつも台拭きをしているのを見て
「あたしも!」と思っていたらしい。

意欲満々なので、長女がいったん台拭きを渡してあげ、
自分のお食事テーブルを拭いてもらったら
こっそり長女が仕上げ拭きしている日々である。


お箸デビュー。
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初日は意地でも全部お箸で食べていたけど
「えーい、しゃらくせぇ」とばかりに、割と手掴み&スプーン。
でも右手にお箸は必須。離しません。


道路デビュー。
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道路の歩きやすさといったらないよね。
夢中でどこまでも歩いて行く、怖いもの知らずの次女。

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止めなかったら本当にどこまでも行ってしまう
大胆な性格。目が離せない。

ちなみに手にしているのは(ヤギに)おいしい葉っぱ。
「どうじょー♪」を繰り返しながら進む先には・・・



エサやりデビュー。
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手で葉っぱを持って、そのままヤギにあげるのは初めて。
怖がらなくなってきたなぁ。

だんだん子ヤギから雄ヤギへと変わってきた
プチ・ダンディな黍太(きびた)に、「どうじょー♪」。


そして先日から、
みんなの食卓へ箸置きやお箸を並べるお手伝いもデビュー。

正確には、乗っける(だけ)、だけど、
猫の手も借りたい母としては、かなり助かっている。


さらに昨日はつくし農園の集合日で、
今日は女化町のイベント出店で、
またしても大冒険を繰り広げた次女。

鼻水たらしながら、あちこち擦り傷こさえながら、
逞しく育っております。

見守ってくださるみなさんに感謝。



* * * お知らせ * * *

お陰様で「霜月祭」、賑わいました〜!

お誘いくださったONABAKE97さん、
足を運んでくださった方々、ありがとうございました!


つくば自然育児の会では、先日の例会で
お手当ての実演を見せていただきました!勉強になったぁ〜〜

ちょっと面倒そうに思えて敬遠していた種類のお手当ても
実際に目にすると、やってみようと思えるから不思議。
これからもっと真面目に取り組んでいけそうです。



* * * まかない日記 * * *

大鍋に作って2〜3日食べ続ける料理って、楽ちん。
懐かしい高知の郷土料理「ぐる煮」を、家にあるもので。
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お向かいのおんちゃんからもらった採れたてヒラタケと
うちの畑で掘った、味の濃いサツマイモがいい味出してる〜。

甘くする煮物なんだけど、
お砂糖は使わず、野菜の甘みと少しのみりんで。

最近、ご近所さんからお野菜をたくさんいただきます。
ありがとうございます。ごちそうさまでした!
posted by miya at 22:45| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月25日

最期を選べるなら

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月曜〜今日まで、夫の実家に滞在していました。

“子どもたちを見てくれる人”がいる間に
私がしたかったことナンバーワンは、夫の散髪。


軒先に座ってもらい、新聞紙とガムテープで身体を包んで
ハサミ2種類でゆっくり、慎重に、チョキチョキ・・・

「バリカンで坊主にしたら?」
「早く終わるからバリカン使えば?」

義父母に何度も声をかけられたけど、
バリカンに馴染みがないのと、特にゴールの髪型がないので
何とな〜く、様子を見ながら、ハサミでチョキチョキ。

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のんびりのんびり、
沈黙の合間にぽつぽつと会話をして・・・

居眠りする夫に「起きてー 動かないでー」と起こしたり、
「腰が疲れた」とか「髪痛いっす」とかも混ざりながら、

夫婦の時間がゆーっくり流れていきました。

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(ヤギのエサにセイタカアワダチソウの花を刈る長女。
花に埋もれて可愛かった)



ちょっと休憩、になったとき。


義実家の飼い犬と遊んでから、ふと立ちあがって
中途半端な夫の髪に触れて方向性を考えようとしたら・・・


ふわーっと気持ちよくなって、
宙に浮いてぐっすり眠ったようになって、

気がついたら地面に倒れていました。


単に脳貧血なんだけど、
お日様はあったかくって、芝生は青々としていて、
夫の声が自分を繭玉みたいに包んでいて、

すごくすごく幸せな、短いお昼寝のような、
いつかこうやって、夫の腕の中で
にこにこしながら死ぬのがいいなぁって思うくらい、
うららかで、のどかな、気持ちの良い卒倒でした。

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夫から聞いた話では、髪を触りにきたと思ったら
目が完全にイッて、すとんと膝をついて、
気持ち良さそう〜に、ゆっくりぱたーんと倒れたらしいです。

で、やはり夫も、嫁が自分の腕の中で
にっこり微笑んで死んでいく事もあるかもなぁと思ったそう。


それくらい、満ち足りた幸せな顔をしていたようで、

他の誰かが駆け付けて大騒ぎにならないよう、
優しく声をかけながら、その時間を大切にしてくれました。

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いわきに滞在中は、あちこちでの外食はもちろん、
賑やかな場所に遊びに連れていってくださるなど
ともかく盛りだくさんの日々だったのですが、

この幸福なショートトリップが、一番の思い出になりました。


もちろん、貧血を治しましょうっていうのも
別な話としてありますが、ね・・・。

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(ついに出窓に登るようになった次女。ヤギさんを見て大興奮)




産まれるのも、死ぬのも、
もしも時と場所を選べるのならば、
大事な人と、静かに、ゆっくり迎えたい。

そんな思いをまた、じわりと強くしたのでした。

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関連記事:走馬灯と、ちょっと新しい自分



* * * お知らせ * * *

つくし農園で記事2つをアップしています。

プレーヤーさん達の、素晴らしい自然農の畑!
ぜひみなさんに見ていただきたいです^^
  ⇒11月集合日の様子

そして28日(土)は脱穀ですよ〜
  ⇒11月臨時集合日のお知らせ



* * * まかない日記 * * *

食料棚から、昨年の焼きマテバシイを発掘しました。
殻を割るのに疲れちゃって、長期保存したんだっけ。

かちんこちんに焼いてしまったおかげて
一年経っても変わりなく、保存食と化していました。

いくつか殻を割って、水に数時間浸しておき
どんぐりご飯を炊きました。
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こうばしい香り、甘いナッツの味わいは健在!
今年は収穫しそびれたけど、来年の9月末にはまた集めよう。

ごちそうさまでした♪
posted by miya at 23:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月18日

秋のスズメバチへの対処法

あれは、10月後半だったと思う。

裏の畑とうちの境界線に立つ杉の大木あたりに
スズメバチが大量発生して、ひと騒動だった。


スズメバチといえば子どもの頃、
大きな古い家の屋根近く、高いところに
大きな大きな巣を作っているのをよく見ていたっけ。

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(今日の写真はWEDNESDAY PARTYから・・・)


「 スズメバチ = 駆除 = 市役所に相談! 」


最近はそんな知識も身にはついていたので
調べてみたところ、

「自分の敷地であること」「借家でないこと」
など制限がいっぱい。


境界地とはいえ、厳密には裏の畑の土地の中にある杉。
私が市役所に連絡しても対応は難しそう。

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(次女をじろりと睨みつけて近寄らせない猫さん)


「これじゃあお庭のあっち側では遊べないね・・・」

なんて娘と言いながら、出窓からじ〜っと
スズメバチの様子を観察してみた。


ずいぶん、低いところを飛んでいる。

杉の木の、高さ1メートル以内のあたりに
20匹くらいの(!)スズメバチが
大きな羽音を立てて飛びまわっている。

偵察なのか、うちの庭やヤギ小屋のほうまで
ときどき1〜2匹飛んでくるけど、
すぐまた杉の根元に戻っていく。



うーん。

スズメバチはこんな低いところに巣なんか作らないでしょ。
「巣がある」仮説がここで揺らぎ始めた。

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WEBで調べてみると、スズメバチの巣作りは
5月とか初夏とか、総じてその頃に行われるらしい。

スズメバチを捕獲するトラップもWEBで見かけた。
巣がなくても、ペットボトルとお酢と砂糖?などで駆除するらしい。


うーん。

特にまだ被害がないからなー。
何もされてないのに、いるってだけで殺してしまうって、どうもなぁ。


「子ども達が刺されたらどうするのっっ!」
なんてヒステリックに騒ぐはずの自分が、
ずいぶん鷹揚になったもんだ。

それは害虫・害獣(というか虫や野生動物)が
やたら出没するこの家に住んでいるからだろうし、

「薬剤散布で駆除」に難色を示す夫に
だんだん影響されてきたのかもしれない。

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スズメバチの駆除方法ではなく、生態を調べてみると
どうも秋は食料集めに必死らしい。

カメムシが樹液を吸ったあとの傷口に
スズメバチが群がることもあるそうだ。

カメムシ・・・!!!



うちは毎年、秋になると10日〜2週間ほど
大小様々なカメムシがお出ましになる。

たくさんの樹木に囲まれているからだろうけど、
その時期、毎日の洗濯物にひしとくっついてくるので
見つけるたびに、窓からフーッと吹き飛ばす。


で、スズメバチ事件のちょっと前から
「またカメムシの季節到来ね〜」と
洗濯物を揺すりつつ、ため息をついていたのだった。


杉の木の樹液はなんというか、ねっとり潤沢に出る。

あそこにカメムシが傷をつけたかどうかは知らんが
スズメバチたちが、樹液狙いで集まっている可能性は高い。


ぶーん・・・
 ぶうぅぅーん・・・

禍々しい羽音に、夫ですら「駆除かなぁ」と呟いたが
調べまくって確信していた私が

「待って!

 今の時期はエサ集めに必死で
 うちらやヤギを攻撃してる暇はないってよ!!

 しばらく待てばいなくなるはずだから、見てて!」

と説得して、『黒い服装で近づかない』をお約束に
スズメバチの群れとの共存が始まった。


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ぶーん。ぶうぅぅーん。 ご立派な羽音だ。

共存も何も、彼らは屋外にいるので、

・近くで大きな物音を立てない、
・窓を開け放さない、
・黒い服で近づかない、

それだけ守れば何も生活に支障はなかった。
共存というよりは、静観かもしれない。


毎日、出窓から様子を見るつもりが、
だんだん恐怖も興味も薄れて、2週間。

気づけばスズメバチは、1匹もいなくなっていた。


ほーっ。

何でもかんでも敵視すると疲れるけど、
ちょっと歩み寄ってみたら、勉強になった。

スズメバチ、いい体験をありがとう。

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* * * お知らせ * * *

11月29日(日)、ONABAKE97さんと
女化ブルーベリーの森さんで開催される「霜月祭&森ノ音」に
雑草屋も出店します♪

詳細はこちら⇒ 11/29(日)霜月祭&森ノ音にて



* * * まかない日記 * * *

がんもどきを湯通しして、グリルでこんがり焼いたあと
みょうがの酢漬け、生姜をそれぞれ千切りにしてのっけて
お醤油をちょろり。

お気に入りのかぼちゃサラダと共に、
おかずの多い贅沢な晩ごはん。
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無添加のがんもどき、いい材料で作られているお豆腐に油揚げ、
無添加のさつまあげなどは、定価で買わないとスーパーから消える。

割引ばっかり狙って買っていたお豆腐が
まるも(スーパー)から姿を消してしまい、
「これからは責任を持って定価で買い続けないと!」と
割引・底値大好きの夫が申しておりました。

みなさんも、さぁご一緒に。
ラベル:害虫
posted by miya at 21:41| Comment(0) | 生き物のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする