日中も、夜も、ひたすら吸われて吸われて・・・
はは、母さん、ちょっと干からびてきたよ。
ちなみに授乳頻度が一日12〜15回くらいで、
そのうち3割くらいは空腹や喉の渇きではない
「ごまかしのおっぱい」
(甘えたい等、ほかのリクエストをごまかしている)だと思う。
さて、そんな状態で久しぶりにつくば自然育児の会のはらっぱに参加。
(今年はスタッフで、この会のBlog更新を担当しています)
久しぶりに会ったみんなに「痩せすぎ!」て言われたので
「朝から晩までずーっと“まんまんま〜 ねんねんね〜”なんだけど・・・」
と相談してみると、ベテラン母さんたちから
「それって家にずーっといるときじゃない?
外に出かけてみたら? 畑もいいだろうし。
他の事に気がいけばそんなに言わないでしょ?」
と言われ、急に目の前の霧がサーッと晴れたように感じた。
確かに、何だかんだと理由をつけて1週間くらいは家にいたのだ。
外に出るのが億劫で、家事とかパソコンばっかりやっていた。
そうかぁー。外に出るのかぁー。
畑ねー。さてはて・・・
私はよく「引きこもりスイッチ」が入る。
月のうち1〜2週間はそうじゃないだろうか。
そうなると何かにつけ家にこもり、人に会うのが億劫になり、
家事も嫌になってきて、育児もうまくいかず、
最終的には自己嫌悪に陥る。
淀んだ“ 気 ”が家じゅうに充満する。
ちょうど夏の終わりの蚊がパワーアップしていて
出かける時間帯が悩ましく(という格好の言い訳を理由に)
アドバイスをもらった翌日もずるずると家にいそうになったんだけど、
夫がすごい勢いで
「今日は庭で農作業しよう!ほら種まき種まき!」
と、インフラを整えてくれた。
庭にテントを張って、蚊帳を吊って。
中に娘たちを入れて遊ばせながら、
夫は私のために苗箱作りをしてくれている。
とりあえず、確かに、次女はおっぱいリクエストを出さない。
いろんなものを見て、感じて、そよそよと過ごしている。
長女と夫の賑やかな話し声を聞きながらも、
私はまだカタツムリのようにカメのように
昼過ぎまで、じとーっと家にいた。
庭にいるみんなの声が、
家にこもる私を責めるかのような(←どんだけ)。
あーあーどうして外に出られないのかなぁー。
種まきしなきゃいけないのに。
張り切って種を買ったのに。
「やらなきゃいけない」が私を苛む・・・
結局、家族の昼食を作ってテントに届けるという名目で
やっと庭に出ることができた。
外に出てみれば、お日様も緑も気持ち良くて、
なぁーんだ。誰も私を責めてないじゃん。とホッとする。
結局、自分でやると宣言しておきながら
全部夫と長女が苗箱に土を入れて用意してくれていた。
私はぽちぽちぽち〜っと、白菜とキャベツの種をおろす。
種まきから堅実に挑戦したいから、今年は苗ポットで育てる。
夫がふるいで丁寧に土をかけてくれる。
こういうとき、私が後ろ向きモードになっているのを
夫はちゃんとわかって、手伝ってくれる。ありがとう。
結局この日、次女の日中のおっぱいリクエストは3〜4回だけだった。
私の精神的な疲れも少なかった。
外に出る効能って、毎回書くけど、やっぱり大きい。(「畑育ち」参照)
授乳の悩みはただの枝葉(結果)で、
根っこのところには引きこもりスイッチがあったってこと、
こうやってブログに書きながらやっとわかった。
もちろんその根っこもほぐしてふかふかの土にしてあげたいけど
そこは急がず、ときどきお日様にあたりながら生きていったら
だんだん、ゆるゆると、引きこもりスイッチは減るかもしれない。
(引きこもる自分は否定しないけど、トータルで見て
幸せな時間が多いほうに、なれたらいいなと思う。)
アドバイスをくれたみんなと、夫と、お天道様と・・・
ありがとうございました。
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集合日だった昨日、
お弁当のおかずを色々作ったので品数の多い朝。
・三分づき米 ごま塩(長女作)がけ
・じゃがいも・わかめ・ひじきのお味噌汁 干し鮎のおだしで
・かぼちゃのじっくり焼き
・炒りこんにゃく 生姜の甘酢漬けとおじゃこ入り
・畑のきゅうり 玄米麹漬け
食べ物があるって、家族で食卓を囲めるって、
決して当たり前ではない。
シリアの痛ましい現実を見聞きするだに、そう思う。
両手を合わせて、「ごちそうさまでした」。