2015年08月17日

夢と現実

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お盆明けから、秋蒔き野菜の種まきが始まります。
雑草屋に嫁いで3年目、そろそろ私も種を自分で買ってみよう。

自然農の本を何冊も開いてみたり、
種屋さんのサイトやカタログを見てみたりすると
あれもこれも(写真のとおりに)育つ♪ という錯覚が起きてしまい
夢がいっぱいに膨らみます(笑)。

以前はこの夢、夫に相談した時点で(現実的にマルバツがつくので)
ぷしゅん、ぷしゅんと割れてはじけて、意気消沈していたっけ。


去年から今年にかけて自分のできる範囲でやったことといえば
育ったオクラの種を自家採種して、
この春にきちんと種おろし(種まき)すること。

実家から送られたニラの苗も自分の区画に植えていたけど
結局移植が延び延びになって、見かねた夫が済ましてくれました。


あんまりできてない自分を振り返り、
その延長線上で計画を立てても良かったのですが
今年はきちんと目標を持ってやってみたい。


色々と自問自答した末に、くっきりしてきた目標は

「自給用の野菜をきちんと育てる」

でした。


直売を念頭に置いた、目を引くカラフル野菜、変わり野菜でもなく。
通販を前提にした日持ちして常温発送できる野菜でもなく。

まずは我が家がよく使う、ベーシックな野菜たち、
毎日お料理して食卓にのぼるイメージがしやすい野菜たちを
自然農で育てたいなぁと思っています。


種は在来種や固定種に力を入れていらっしゃる
野口種苗さんに注文しました。

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品種を複数にして、どれがうちの畑に合うか探るつもりです。
もちろん、全部撃沈することも覚悟して(笑)!

夫の白菜チャレンジに敬意を表して
白菜もキャベツも、種から買ってみました〜。はてさて。

種をまいてみて、だめなら苗を買ってみて。
そんなつもりでぼちぼち頑張ります。


自分のために、これまでの畑仕事の変遷をまとめます。
結婚(引越し)、妊娠、出産と続いてバタバタしたんだなー

2013年
草花お絵かきと、種まき
 …2年も前!長女を初めて集合日に連れていった頃
芽が出た! 間引きすぎた!
 …植えるも手入れも言われるがまま、ぼんやりしてました
年末の収穫祭&麦踏み
 …長女が信じられないくらい小さい(笑)

2014年
実践あるのみ
 …ちょっと冷静に堅実になってきました
種蒔きを教わる
 …夫が難色を示したカモミールはこのあとやはり消滅!
雑草ジャングルの中で
 …出産のあと、久しぶりに畑へ。オクラはその後順調に育ちました

2015年
お庭を畑にする作戦
 …赤ちゃんがいたから畑から足が遠のいたんだっけ、忘れてました
自然農の理由
 …七転八倒しながら自分なりに感じたことを綴りました


今年は現実的に、でも夢を持って、
家族と共に楽しんでいこうと思います。

また折々の農作業を記録してゆきますね。


* * * お知らせ * * *

畑して、語らって、日帰りされる方もいらっしゃいます。
お泊りしてトコトン語らう方もいらっしゃいます。

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自然農の農作業体験 「LONOF(ロノフ)」やってます。
夏も大募集です!


次の出会いが楽しみだー♪ どなたでもどうぞ〜♪


* * * まかない日記 * * *

いただきものの桃をパスタにしました。

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オイシックス時代、商品開発の小さいおじちゃんが
手早くちゃちゃっと作って試食させてくれた、
桃と生ハムの冷製パスタを思い出しながら・・・
(あの頃は試食で食いつないでいたっけ)

うちには生ハムがないのでケイパーの塩漬けを使って。
桃、ケイパーの塩漬け、オリーブオイル。
私はちょこっと黒胡椒も足しました。

カペッリーニの在庫切れで、スパゲッティーニだったけど。
長女が「桃の大好きなお父さんにも食べさせてあげたいね〜」と
感動しながら食べてくれました^^
ラベル:自然農 レシピ
posted by miya at 15:38| Comment(0) | 自然農 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月16日

畑育ち

出産後、2ヶ月から次女は畑デビューして、
以来なるべく子どもを田畑に連れていくようにしている。

あくまでも「なるべく」の努力であって
「自然と」「いつの間にか」「毎日」ではないのが現実だけど。

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家事は追求すればどこまでやっても際限ないし、
授乳やオムツを考えれば家でじっとしている方が楽。

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だけど、よっこらしょと腰をあげて、
またはエイヤッと勢いで、
家族4人で畑に来てしまった方が
色んなしがらみを忘れて、開き直って過ごせるように思う。


土日はつくし農園こぐま塾の誰かが畑にいて
家庭保育をしてはいるけど、たまたまこの仕事で良かった!と思う。

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色んな人に子どもたちが可愛がっていただいているから。

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集合日なんて、特に次女は放っておかれるので
気がついたら誰かが抱っこしてくださっている。

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草木や虫や野菜たちからもエネルギーを受け取って
畑にいる私の胸は、パカッと開けて
気持ちのいい風がさぁーっと吹き抜けていく。

子どもたちの思いがけない成長を見られるのもまた、
田畑であることが多い。

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それはこの場所の心地よさと、
母親である私の状態(機嫌)が良くなることとの
相乗効果かもしれないな。


今週は、長女がプールでもらってきた胃腸カゼ(ウイルス性胃腸炎)と
私の生理痛が順に起きて、なかなか外に出られなかった。

(生理痛が前駆陣痛なみに重いってことは、
 心と体の冷えを散々溜めてしまっている証拠。うぅ。
 そのあたりについてはまた改めて。)

で、ずっと家の中にいるからか、体調が悪いからか
負のエネルギーが家庭内に充満してしまった。
(その反省から、この記事をつらつらと書いている)


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畑で子育てしたら本当に気持ちがいい。
畑に育ててもらっていると思う。子どもだけでなく、親も。

畑と書いたけど、野菜という意味ではなく、
土・草・虫・風・鳥・・・そうした生態系、まるごとが
「さぁ、さぁ」とふんわり両手で包んで持ち上げてくれるような
そんな気配を感じるのだ。

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* * * お知らせ * * *

ネズミに食べられる前にと、
夫がせっせと掘り出してくれています。
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自然農じゃがいも、出荷しております!
自然農ジャガイモ2015 通販・直販



* * * まかない日記 * * *

自然農きゅうりを軽く塩もみしてから、2種類のハーブナムルに。
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1つはフェンネル×レモン塩×EVオリーブオイル。
もう1つはパセリ×アンチョビ塩×EVオリーブオイル。
庭のハーブは毎日活躍してくれて、ありがたいです。

たくさん蒸しておいたジャガイモは、日々いろんなおかずに変身します。
この日は青じそと梅干しと醤油で和えました。

主食はdavid painさんのバゲットを、みたらい農園さんの有精卵と
低温殺菌牛乳に浸して焼いたフレンチトースト。

お砂糖なしで作ると、おかずにも合う!
材料が良いからか、美味しかったなぁ〜。

ごちそうさまでした♪

posted by miya at 04:58| Comment(0) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月12日

『 いとし子よ 』

戦争が長びくうちには、
はじめ戦争をやり出したときの名分なんかどこかに消えてしまい、

戦争がすんだころには、
勝ったほうも負けたほうも、
なんの目的でこんな大騒ぎをしたのかわからぬことさえある。

そうして、生き残った人びとは
むごたらしい戦場の跡を眺め、口をそろえて、

――戦争はもうこりごりだ。
 これっきり戦争を永久にやめることにしよう!

そう叫んでおきながら、
何年かたつうちに、いつしか心が変わり、
なんとなくもやもやと戦争がしたくなってくるのである。

どうして人間は、こうも愚かなものであろうか?

私たち日本国民は憲法において戦争をしないことに決めた。…


わが子よ!

憲法で決めるだけなら、どんなことでも決められる。

憲法はその条文どおり実行しなければならぬから、
日本人としてなかなか難しいところがあるのだ。

どんなに難しくても、
これは善い憲法だから、実行せねばならぬ。

自分が実行するだけでなく、
これを破ろうとする力を防がねばならぬ。

これこそ、戦争の惨禍に目覚めた
ほんとうの日本人の声なのだよ。

しかし理屈はなんとでもつき、
世論はどちらへでもなびくものである。

日本をめぐる国際情勢次第では、日本人の中から
憲法を改めて、戦争放棄の条項を削れ、と叫ぶ声が
出ないとも限らない。

そしてその叫びがいかにも、もっともらしい理屈をつけて、
世論を日本再武装に引きつけるかもしれない。

もしも日本が再武装するような事態になったら、
そのときこそ…誠一(まこと)よ、カヤノよ、

たとい最後の二人となっても、
どんな罵りや暴力を受けても、

きっぱりと戦争絶対反対≠叫び続け、
叫び通しておくれ!

たとい卑怯者とさげすまされ、
裏切り者とたたかれても
戦争絶対反対≠フ叫びを守っておくれ!


敵が攻め寄せたとき、武器がなかったら、
みすみす皆殺しにされてしまうではないか?
――という人が多いだろう。

しかし、武器を持っている方が果たして生き残るであろうか?
武器を持たぬ無抵抗の者の方が生き残るであろうか?…

狼は鋭い牙を持っている。
それだから人間に滅ぼされてしまった。

ところがハトは、何ひとつ武器を持っていない。
そして今に至るまで人間に愛されて、たくさん残って空を飛んでいる。…

愛で身を固め、愛で国を固め、愛で人類が手を握ってこそ、
平和で美しい世界が生まれてくるのだよ。


いとし子よ。

敵も愛しなさい。
愛し愛し愛しぬいて、こちらを憎むすきがないほど愛しなさい。

愛すれば愛される。
愛されたら、滅ぼされない。

愛の世界に敵はない。
敵がなければ戦争も起らないのだよ。」


長崎に投下された原爆で被爆し、夫人を喪い、
その後、43歳にして被爆により命を失った永井隆博士が
二人の子ども達に遺した詩です。

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(写真はwikipediaより引用)



戦中・戦後を生き抜いた祖父母らがいて、今の私たちがいる。
お盆、そして終戦記念日。

祖父母の語る戦争も、折々に書き留めていきたいと思います。



こちらのフォトギャラリーも合わせてご紹介させていただきます。

繰り返される紛争――写真で見る「今」と70年前の日本

posted by miya at 18:55| Comment(0) | 戦争と平和 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする