あせもを恐れて、「汗をかかないように」と
赤ちゃん時代の夏を「常に冷房下で」育てるのは、おやめください。
産まれてから2年ほどで汗腺の数が決まるそうで、
冷房暮らしでは「汗腺の数が少ない子」に育ち、
「汗で体温調節できない体」になってしまいます。
つまりそれだけ、たやすく熱中症になる。
参考:あたらしい熱中症対策
健康を願っての過度な冷房暮らしが、
将来の健康を脅かしてしまいます。
ぜひ、汗をかく機会を大切にしてあげてください。
(追記終わり)
もう夏が終わる時期にすみませんが・・・
今年の夏はあせもで悩んだので、忘れないようメモ。
7月に、次女(当時1歳2ヶ月)があせもになってしまった。
背中一面、首、肩、後頭部、お尻。おでこ、こめかみ、ほっぺた。
どこもポツポツしている。
私が子どもの頃は海水をポリタンクにたっぷり汲んできて
毎晩お風呂上がりにあせもの体へびしゃびしゃかけてたっけ。
でもつくばって海が遠いしなぁー。
あせもについて、東城先生の自然療法を紐解いてみると・・・
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【あせも・暑さ負け】
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あせもは一番良いのは 桃の葉の煎じ汁で体を洗う。
ないときは液体酵素をうすめてぬるとよい。
それもないときは、しょうがの絞り汁をすりこむ。
きゅうりを輪切りにして切口に塩をつけて
強くすりこむようにこする。
ビワの葉の煎汁で洗ってもよい。
ビワ葉エキスをつけるとよい。
ひどくなって膿をもったらどじょう療法がよくききます。
あせもを出す人は新陳代謝が悪くカルシウム不足の場合が多い。
瓜類・甘いもの・甘いジュース・菓子をとりすぎると
多く出すので食事に気をつける。
アルカリ型の食事につとめること。
暑さ負けもこの食事でよい。
水分のとりすぎ、果物過食はいけない。
肝・腎・脾の手当てをするとよい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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【あせも・暑さ負け】
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あせもは一番良いのは 桃の葉の煎じ汁で体を洗う。
ないときは液体酵素をうすめてぬるとよい。
それもないときは、しょうがの絞り汁をすりこむ。
きゅうりを輪切りにして切口に塩をつけて
強くすりこむようにこする。
ビワの葉の煎汁で洗ってもよい。
ビワ葉エキスをつけるとよい。
ひどくなって膿をもったらどじょう療法がよくききます。
あせもを出す人は新陳代謝が悪くカルシウム不足の場合が多い。
瓜類・甘いもの・甘いジュース・菓子をとりすぎると
多く出すので食事に気をつける。
アルカリ型の食事につとめること。
暑さ負けもこの食事でよい。
水分のとりすぎ、果物過食はいけない。
肝・腎・脾の手当てをするとよい。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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なんと!ウリ科!甘いもの!
次女があせもになる2日前から、いや、6月末くらいから、
ホームパーティーやキャンプなど楽しいイベントが続いて
私はスイカだのきゅうりだのお菓子だのを、散々食べてきたのだった。
次女はまだ90%くらい母乳を飲んでいるので
(というより、1〜2時間おきの授乳にわずかな食事が加わっただけ)
私の飲み食いしたものがダイレクトに伝わるんだと思う。
そこにきゅうりを擦り込めとはまた面白い。
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【きゅうり療法 −やけど・あせも・しもやけ−】
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きゅうりの汁をつけると効果がある。
おろし汁は熱をとる作用をもっています。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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【きゅうり療法 −やけど・あせも・しもやけ−】
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きゅうりの汁をつけると効果がある。
おろし汁は熱をとる作用をもっています。
(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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簡単なので、早速やってみた。
最初は丹念にすりおろして汁をつけていたけど、面倒になって
前述のようにきゅうりの切り口に塩をつけて
ごいごいと擦り込むようになった。
次女の顔を見ると、ひんやりするのだろうか
案外気持ちよさそうにしている。
塗ると、消炎作用があるのか、確かに赤みがひいていく。
だけど、ボツボツはまだ残る。
これで2〜3日様子を見たものの、ボツボツし続けているので
きゅうり以外も試してみようということになった。
うちには葉、種それぞれを漬けたビワエキスがあるので
背中一面に塗ってみたのだけど、アルコールが濃いからか
赤みが戻ってしまう印象。
あとでよく考えたら、薄めればよかったらしい。
(そのへんは自然療法のビワエキスの箇所を熟読すれば書いてあった)
いろいろな治療法を調べたり、仲間と情報交換に躍起になっていた頃、
ふとつくば自然育児の会の会報を読み返したら、
こう書いてあって、気が抜けた。
「 あせもも毒出しの一種と割り切って、
ある程度は仕方ないと受け入れる 」
幸い、次女はそこまでひどくかゆい様子もない。
ときどき一人で仰向けになって、
持ち上げたあんよをフリフリして背中をかいて(?)いるけど
機嫌が悪いことはまずなく、終始笑顔だ。
このくらいであせもを敵視していたら親も子もストレスになるので
手当ての模索は一度ペースダウンして、
ただ、私が甘いものとウリ科を食べないことにした。
ウリ科はきゅうり、スイカ、ゴーヤ、カボチャ、メロンなど。
うちではせいぜいキュウリに気をつければOKだ。
あと次女が軽い大豆アレルギーなので、いつも以上に
味噌・醤油以外の大豆製品を私が食べないように気をつけた。
皮膚のコンディションが良いにこしたことはないだろうから。
体の外側のことも記録しておくと、このあせも騒動の期間も
我が家は相変わらずクーラーも扇風機もなし。
お風呂ではもともと、石鹸などでゴシゴシ洗ったりしないし、
お湯でがっつり体脂を落としたりはしない。
次女が汗だくでつらそうなときは、水でパシャパシャッと流して
優しくタオルで軽〜く拭いて、自然乾燥。
朝起きたとき、日中、寝る前の三回くらいこれをやっていた。
そうこうすると、3〜4日で次女のあせもはすっかり消えた。
母乳を通じて次女の体内に流れ込んだあせもの原因たちが
すっかり排出されたのか、ブツブツもきれいに治った。
この一連の騒動は、夏の間、
私の気が緩んでウリ科や甘いものを食べたあとに復活してしまい
結局、あせも騒動は3回も勃発したのだった。
そのうち1回は、
ごちそう三昧でもてなしてくれた秋田のおばあちゃんちで
私がごちそうをたくさんいただいたのももちろんだが、
それに加え、温泉で次女の身体を石鹸でゴシゴシ、
しっかり垢すりしてくれちゃったのが非常に大きいと思う。
保護膜がなくなったからか、一番重いあせもになった。
ともあれ、今後のためにまとめておこうと思う。
<あせもから学んだこと>
・汗をたくさんかくからあせもになる、
ということではないらしい。
・あせもに悩んだら、ウリ科と甘いものを避ける。
・体の中がきれいになったら、あせもは消える。
・赤みが強いときは、きゅうりの汁が効く。
<前提として効いたらしいこと>
・他のアレルギー要因がある場合は、それも避ける。
・石鹸・ボディーソープ類は使わない。
・入浴は軽く、汗だけを水でさっと流す。
来年以降は、落ち着いて気楽にあせもに対処できそうです。
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どの写真も美味しそうで・・・^^ ありがとうございます!
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うちは一週間に1回食べるか食べないかくらいですが
ときおり動物性のもの(卵、魚、肉など)が食卓に登場します。
夫が珍しく鶏肉を買ってきたので、昆布とお肉でスープをとって
ホロホロに煮えたお肉は冷凍。残ったスープでラーメンを作りました。
具は、庭でよく育った長ナスと、
自然農野菜の八百屋さん近江屋商店で買ったツルムラサキ。
ごちそうさまでした♪