2015年07月21日

秋田の夏(2) 海と蟹

秋田の道の駅には、
なぜかやたらと温泉が併設されている。

秋田ばばの家は海の近くで、道の駅も近くに複数。

この日は海で遊んでから温泉に入って帰ることになった。
レジャーが何かと集約している道の駅である。

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ざぶーん。ざぶーん。

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生まれて初めて海を見たとき、怖くてわんわん泣いたっけ。
波の音にさらわれそうで怖くなったのだ。

次女も、顔をくしゃくしゃにして夫にしがみついている。

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その向こうで秋田ばばとその娘たち(私の母とその妹)は
カニをほじくっている。今夜はカニの素揚げなのだ!

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母たちが子供の頃は、姉妹で海岸に来ては
カニをたくさん捕まえて、晩のおかずにしたそうな。


夫に次女を抱っこしてもらって、気がつけば・・・

ずいぶん入ってるね。

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少女のように清楚なおばに荷物をまかせ、

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狩猟系の母と私は目を爛々をとさせて海岸を漁る。

ずっとずっと遠く、
テトラのほうまで行ってカニと死闘を繰り広げた。


捕まえた大小のカニを手に戻ってきてみたら、
おむつ一丁の次女がべそをかいていた。

おむつで砂浜に置いてあげたら、砂まみれになって、
海で洗ってあげたら、泣いたんだそうな。

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してやったり、の夫の顔ったら!


砂浜を見下ろしながら温泉に入り、カニの傷を癒し、
秋田ばばの家に戻った。


カニが揚がっていた。

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小さいカニは食べやすいから、1〜2cmのも捕った。
大きいカニは欲が出て手を出したら、ハサミで逆襲された。

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生きたまま揚げられたカニの恨みを長女が表現。

食べると必ず誰かが「いでででで!はさまれたー!」と大騒ぎして
賑やかに夕餉を楽しんだのでした。



posted by miya at 21:31| Comment(0) | ふるさと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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