2015年06月30日

蜂に刺されたら生小豆

春、我が家にオスの子ヤギがやってきた。
名前は「黍太(きびた)」。粟子(あわこ)のお婿さんだ。

お披露目の機会を逸したまま、夏に突入しつつある。

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オラオラ系のいかつい男子たちとの出張お見合いがうまくいかず
どうやらデリケートでナイーブなお嬢様らしい、粟子。

赤ちゃんヤギの男子なら仲良くなれるかも、
そして仲良くなって成長した雄ヤギならば
種つけもうまくいくかも、というのが夫の仮説だ。

きび太は、あどけない可愛い声で「ムー」と啼く。
今のところ予想通り、穏やかに仲良く暮らしている。


昨日、刈り草をあげにいったら、きび太だけ寄ってこない。
「こっちおいでー」と呼んでもじっとしている。

なんだか顔がすごく変。

左目のすぐ上が、大きくお岩さんみたいに腫れていた。
左半身も心なしかぎこちなく、痛そうにひきずっている。

夫を呼んで見てもらい、蜂だろうということになった。
粟子の角で攻撃されて腫れたのなら、
見た目でもっとわかるだろうから、蜂が有力そうだ、と。

私はリビングで自然療法の本を開く。
蜂刺されのときの手当てがどこかにあったはずだ。

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【犬・猫・毒虫に咬まれたとき】
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すぐ傷口の血を極力吸い取って吐き捨て、
梅干しの種子を抜いて果肉を貼り付ける。
ゆきのしたがあれば生葉十枚位塩もみしてその汁をつける。
またニンニクの汁をつけ、ピリピリしたらとる。

毒虫ならニラをすりつぶした汁をつけても。その後
たっぷりの汁のゆで小豆をたべ続けていれば解毒して治る。
ハブ草の実(決明子)を濃く煎じて飲んでおくと治る。

子供が犬に軽く咬まれたときも
狂犬であるかないかと迷わずに、すぐ処置してほしい。

生小豆の粉をたべるとよい。(以下参照)

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【小豆療法 −毒消し−】
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ねずみにかまれると高熱を出してひどく苦しむようになるが、
生小豆をミキサーで粉にして
一回大さじ一杯を一日三〜四回たべるとよい。
味が悪いのでオブラートに包んで飲むとよい。
小豆の成分が毒を消し熱を下げます。

生小豆をたべると狂犬病にかまれても治るといわれましたが、
これも毒消しをするためでしょう。
三日位で効果が表れてきます。
毒素を排泄するために、よくなっても
一週間は少量ずつ飲み続けるとよい。

(「家庭で出来る自然療法・東城百合子著」より引用)
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患部が目の上なだけに、汁ものを塗る系の手当ては無理そう。
もう時間が経っているだろうし、血を吸い取るのも難しいし・・・

ということで、ヤギの大好物の小豆をあげることになった。

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ちょうど、小豆の種蒔きの季節。
夫と長女と一緒に選別して、植える豆以外をきび太のお薬にした。

たっぷり食べさせて、半日もすると
ぼっこり腫れていたのがスッキリ元通り。
また可愛らしく元気なきび太に戻ってくれた。

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小豆は他にも様々な効能がある万能薬なので
いつも多めにストックしてあると安心。

今年も種を蒔いて増やしていこう。


* * * お知らせ * * *

夏のヨガ、お陰様でお申込みが増えて参りました♪
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体や心が必要とすることに応えて 自分を開き、表現しよう。



あとは・・・

つくし農園の田植えレポート、こぐま塾のレポート、
順に書いていきます〜。

早朝からの田植え、種まき、楽しみましょう♪
posted by miya at 14:35| Comment(0) | 自然療法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

ちい母さん

昨日は午前中、家で長女とずいぶんケンカをした。
家庭保育をしていて子どもと諍いがあると、本当にきつい。

自分の器の小ささに落胆し、長女の無邪気さに救われ、
あらためて「怒ってばっかりでごめんね」と抱きしめて話した。

戒めに、長女への接し方の注意事項なんて紙に書き出してみる。

・たくさん抱っこする
  いつでもリクエストには応じる決心を

・大人が“面倒臭い”を諦める
  数年後ツケが回ってくることを忘れない

・彼女だって思うほど大人じゃない(期待しない)
  まだ小さいもの・・・と愛情で納得を

・大人が体調を整える、体力をつける


書きあがった頃、夫から「今何してるの?」とメールが入る。
最近の夫は、明け方から田んぼと畑に行ってフル稼働だ。

午前の様子を伝えると「畑においでー」と誘われた。
そうだそうだ、外に出て陽をあびて、草と土に触るんだ。

お弁当を持って、子どもたちと畑に向かった。


種まきしてから一ヶ月ほど放置してしまったオクラ畑で
モグラ穴を潰しながら、オクラの幼苗が陽に当たるよう
慎重に雑草を刈っていく。

娘二人は、テントの下で遊んでいる。
長女が次女を見てくれている、と言ったほうがいいのか。

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両親が黙々と畑仕事を進めるうち
お昼寝をご所望の次女がわんわん泣きだした。

この暑さではおんぶで寝かせられないし(大人の汗でびっしょり)、
添い乳も効かない(寝転ぶと、空がまぶしすぎる)。
コテンと寝てくれたらなぁ。なんて無茶か。


長女が遊びで気を逸らしてくれている間に、また畑仕事に戻る。
あ、また泣きだした。泣いてるなー。もうちょっと待っててね。

・・・

あれ?
静かになった。


長女が顔を輝かせながら駆け寄ってきた。



 あのね、眠くて泣いてたから、こうやって横抱っこしてね、
 ゆーらゆーらってしたの。

 置くとまたウエーンって泣いたんだけど、
 バスタオルをしいてあげて、その上に寝っ転がらせて
 よしよしって。

 お母さんみたいに「ねーむれー、ねーむれー」って歌ったら
 もうそこまで歌っただけで寝ちゃったよ。



すごい!よく横抱っこしたね!
嫌になってしまわずに面倒見続けてくれたんだね!

優しい気持ちが伝わって安心したんだろうね。
今日は小さいお母さん記念日だね。


褒めちぎるとエヘヘと照れ笑いして
何度もその時の話を聞かせてくれた。


次女はそのあと、
だいたい1時間おきにウエーン!と泣いて起きたのだけど、

大人は放っておくもんだから、そのたびに長女が走っていって
抱っこをしたり、ベビーシートに寝かせたり、揺らしたりして
再び寝かしつけてくれたのだった。


午前中の壊滅的なイライラと、自分への失望から、
午後の長女の驚くほどの成長に、なんだかもう、尊敬してしまった。

20150625kids2.JPG

本当にありがとうね。
いっつもいいお姉ちゃんだと疲れちゃうから、
無理はしなくていいからね。ありがとう。


そう伝えたらまたエヘヘと笑っていた。


子育て関連記事:
大きな愛 子育てつれづれ 右往左往してもいいのだ



* * * お知らせ * * *

土日はこぐま塾の集合日!
田植えと大豆の種蒔きをザザーッとやってしまいましょう!

恵みの雨は降ってほしいけど、作業したいですね・・・

agri-top-image.jpg
こぐま塾 2015年度アグリコース -いのちの田畑- 塾生募集中!


年度途中からの参加も受付中です。
お気軽に見学にいらしてくださいね〜


posted by miya at 09:18| Comment(3) | 子育てと教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

圧力鍋を保温調理する

※2015.07.30 追記しました

お米は土鍋でゆっくり炊いたほうが
どうも良いらしい・・・のだけれど
時間を短縮したくなって、つい圧力鍋に頼っています。

さて。

ごはんを圧力鍋で炊く時、
玄米だと、ピンがあがってからの加圧時間が20分で
その間ずっと弱火で熱していないといけません。

暑くなってきたのに、20分。
ガス代がかかるのに、20分。
子どもたちも手がかかるのに、20分。

これはちょっと困ります。


そこで、昨年の秋ぐらいから
圧力鍋を保温調理しています。

煮物のお鍋を、毛布やバスタオルでくるんでおくと
じっくりコトコトと味がしみて、柔らかく美味しくなりますね。
その保温調理を圧力鍋でも試したのが始まりでした。

やり方は至って簡単。

玄米を圧力鍋で炊きます。
20150526atsuryokunabe.JPG
高圧になるまでにインフラを整えておきます。

買い物用保冷バッグに鍋敷きを置いて
20150526nabeshiki.JPG
(100均で500円位で売ってる、買い物カゴサイズのあれです)

古バスタオル2枚をそれぞれ2つ折りにして
交差するように鍋敷きの上に置きます。
20150526towel.JPG
(うちは、圧力鍋が大きいのでやや長方形に折っています)

鍋底が入る部分のバスタオルをピンと伸ばして整え、
さぁ、高圧がかかって、熱々シューッ!の圧力鍋をここにのせます。

タオルの4つの角を鍋の上で合わせるようにして、
手早くどんどん包みます。 速さが勝負なので写真も撮れません。
20150526kurumu.JPG
1枚目、2枚目と包んでしまうとホッとします(笑)

なるべく上に熱が抜けないよう、コンパクトに閉じます。
私は洗濯バサミ4つでこんな風にキュッと閉じています。
20150526toziru.JPG

閉まりきらないので、最後に布製の鍋敷きやミトンでフタ。
20150526futa.JPG
これで保温調理スタートです。

ここから15分経つとピンが下がり始め、低圧になってきますので
もう一度取り出し、火にかけます。
(これはご家庭それぞれで上部を開いてピンを確認し、
 ピンが下がり始める時間を計って確立してくださいね)

そうすると20秒くらいでまた高圧シューッ!になるので
再び保温調理の状態にします。

あとは15分したら取り出してもいいし、
時間に余裕があれば30分くらい放っておいてもピンは下がりきります。

 ※追記※
 再度火にかけるのも面倒だな〜と思って、加圧は1回だけ
 保温調理で30分放置を試してみたところ
 きちんと、ふっくら美味しかったです!


外気が冷たい冬は(うちは暖房をしないので台所も外と同じ)、
バスタオルと膝かけ毛布の組み合わせで同様にやっていました。


ふっくら炊けました。
20150526rice.JPG
弱火で20分、高圧を保って炊いたときより
粒のひとつひとつが柔らかく仕上がる気がします。

シャトルシェフという保温調理鍋も持ってはいるんですが
一度に6合炊ける鍋は、今のところこの圧力鍋だけなので
この方法が重宝しています。

圧力鍋で同じように「加圧時間が長いな〜」と感じている方は
ぜひ一度お試しくださいね。


* * * お知らせ * * *

水路なし、天然の滲み水と雨水だけで育てる田んぼ、「天水田」。
しかも自然農。

全国的にもかなり珍しい田んぼで、
今、田植えがピークを迎えています。

一緒に田植えをして下さる方、大・大・大歓迎です!
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自然農の農作業体験 「LONOF(ロノフ)」やってます。


posted by miya at 06:25| Comment(0) | 暮らしの工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする