2015年04月06日

ハルジオンを食べる

つけ麺風に、つけうどん。
ハルジオンを乗せて。
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(麺が若干フリーダムなのには目をつぶってください)

メニューのあてもなく、
何となく庭でハルジオンを摘んで
何となく台所で調理を始めた、そんな昼下がり。

うどんを茹でた最後の1分くらいで
洗ったハルジオンの葉っぱも入れてさっと茹で、
麺から先にお皿に取り出して少しのごま油で和えておき(くっつき防止)
最後にハルジオンをきれいに並べてみました。


つけ麺のつゆは、なんと鰯煮の汁!
安かった鰯8匹をぜーんぶ煮て、冷凍したんです。

下処理をした鰯には塩麹をまぶしておき、
圧力鍋に酒、生姜、酢、みりん、醤油を入れて
鰯を高圧で15分。骨まで軟らかくなりました。

でも圧力鍋だから、煮汁が残ってしまって・・・。
何となく煮汁だけは冷蔵庫で待機していたのでした。


うどんを茹でつつ、何味で食べようかなぁと思案して
ふと、この煮汁につけて味見をしたら
もーう、めちゃくちゃおいしかったのです!
アゴの出汁とか、そんな感じ。
いいお魚でじっくりとっためんつゆみたいな。

長女にじっくりじっくり白炒りゴマをすってもらったら
はらりとつゆに溶けるほどにまで細かくなりまして。
このゴマがまた美味しさを引き立てます。

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肝心のハルジオンはといえば、ほろ苦さがたまらない。
春菊みたいな味です。(去年も食べてました⇒ 山野草を食べる1

うどんと一緒につゆにつけて、大事にいただきました。


この日、深い深ーい事情があって夫は家におらず
長女と私だけのお昼ご飯だったのですが・・・

「うまぁっ!
 これはお父さんにも食べさせてあげたいなー!!」

あんまりおいしくて叫ぶ娘。
私も全く同じ気持ちだったので、
立ち読みの旅(笑)に出ていた夫に電話をかけてしまいました。

「すぐに帰ってくるなら、ひと口だけ食べてもいいよ?」(上から)

もちろん帰ってくるわけもなく・・・あはは。
お父さんだってリフレッシュは大事ですから。


でも、これは我が家の定番決定。
鰯が安い日には、このメニューのために鰯を買ってもいいくらい。

食べ損ねた夫がきっと買ってきてくれることでしょう!


お庭のハルジオン、ヒメジョオンがあちらこちらで
葉を伸ばし始めました。
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また葉っぱ、少し分けてね。


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ハコベを食べる 母も本を読む 山野草を食べる2 山野草を食べる1

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しりとり料理:煮汁編2 しりとり料理:煮汁編



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posted by miya at 12:43| Comment(0) | 自然をいただく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする