2015年03月11日

焚き火で料理をしたい!

台所のガスを使わずに、調理したい。
それはずっと考えてきたことでした。

かまど、囲炉裏、ロケットストーブに薪ストーブ。
あれこれと検討して、賃貸のこの家に悶々として・・・。

でも、せっかくの人生ですから。

一年以上、ほわーんと脳裏にあった妄想を
今年は片っ端から楽しんでいくことにしました。


そういえば私、いつも夫に任せてばっかりで
自分で焚き火も、焚き火調理も、してないなぁ。
火や炭とお近づきになりたいなぁ。

「週1回は焚き火調理がしたい」
と夫に申し出てみると、翌日には庭がざざーっと整理され
台所の隣に、簡易かまど(?)が鎮座しておりました。

これは!!
今日やりたい!!

興奮して台所に向かいます。


貧血対策で買ってきたばかりの鶏レバーに
塩麹をたっぷりかけ、生姜をすりおろして下味をつけておきました。

ニラは刻み、もやしと一緒にスタンバイ。お味噌と菜箸も。
すき焼き用の鍋を持ち出して、いざ、焚き火調理へ!


幼少の頃は、庭で紙のゴミを燃やす担当だった私。
昔取った杵柄で、薪を(意外にも)順調に燃やしてゆきます。
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お鍋にレバーが浸かる程度の水を入れ、まずはお湯を沸かします。
燃えやすい枯れ葉やら細い材やらをぼんぼん入れて強火に。
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沸いたところへレバーを入れてグツグツ。
しばらくして、お味噌を加え、また煮込みます。

八割がた煮えたところへ、もやしとニラをどばばー。
フタをして煮込んで、はい完成!

レバニラ味噌煮込み〜
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長女が「焼きおにぎりしようよ!」と張り切るので
夫が今朝炊いてくれたごはんの残りを渡しました。

あら?あらら?
何も口出ししないほうが、スムーズじゃない!?
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職人の横顔。頼もしいです。

私も初めての野外焼きおにぎり。ちょっと緊張します。

熾火(おきび)を手前にかき出して
グリルから持ってきた焼き網をのせます。
高さが足りないので、そのへんの瓦で高さを出します。
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長女の握ったおにぎりが、じわじわと焼かれてゆきます。

私がおにぎりをひっくり返したり火力を調節したりしている間に、
夫と長女は、陽の当たる場所へ食卓をセッティングしてくれました。

出来上がった料理(レバニラ味噌煮込み、焼きおにぎり)を運んで
いっただっきまーす♪
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まだ5時前。なんて贅沢な夕食!
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炭火で焼いたおにぎりは格別。
夫が育てた自然農のお米も格別。
私が初めて焚き火で料理した味噌煮込みも格別。

満開の梅の花を見上げながら、青空と雲を眺めながら、
今日の幸せに頭の先まで浸ります。
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夫、幸せすぎて次女をぎゅむー。
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(こんな記事を書いてくれていました⇒ 幸せとは

他の形のかまども夫が用意してくれているので
また、天気のいい日はあれこれと焚き火調理を試していこうと思います。

燃焼効率や、空間的な問題も含めて、色々挑戦したい。

目標は、日常の食事を、焚き火で。
わくわくするー!



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おとといの夕食ですが・・・

長女が土鍋で炊いたごはん、
夫が大豆の茹で汁をアレンジした切干大根のお味噌汁、
私が作った豆腐と白菜のガッツリ系ソテー。
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豆腐は切って、テフロン加工のフライパンで両面を焼いて取り出します。
刻んだにんにく&生姜をゆっくり米油で炒め、豆腐を戻し入れ、
刻んだ白菜と共にじっくり、裏返しながら火を通します。

バター醤油味のイメージだったので、
醤油を回しかけて少し煮詰め、胡椒をふりました。

白菜が甘くて、豆腐はなめらか、でもガツンとしたボリュームおかずに。
ごちそうさまでした!
posted by miya at 22:28| Comment(0) | 暮らしの工夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする