2月下旬は連日、庭で大豆の脱穀作業に追われていました。
長女(5歳)に「お腹すいたー!晩ごはんなにー?」とは言わせない雰囲気で、とにかく日没まで、手作業でがっしゃがっしゃと大豆を打つ、叩く。
脱穀していると、豆の細かな毛がびっしりとまとわりついて、とても家に出入りできる状態ではないので、食事も残り物で適当にしていました。
長女は庭に出てみたり、家の中で次女(9ヶ月)をあやしたり。
おんぶで脱穀するとかなりつらいので、ほんとに助かります。
さて、脱穀も終盤にきた先日。
昼食が軽すぎたのか、昼すぎからお腹すいたコールが出始め・・・
まずは長女に
「さつまいもを洗って、焼き芋の準備をしといて」
と言ってみました。
すると台所でちゃんとさつまいもを何本か選んで、洗っている様子。
新聞紙を濡らしてくるみ、ホイルで巻いたようです。
焚き火をやり始めると脱穀ができないので
次女の授乳で家に入ったついでに、オーブンで焼いてあげました。
長女は1時間半、辛抱強く待って、嬉しそうに食べてました。
夕方になると、日が沈む前に・・・!と気持ちが焦ります。
まだ山積みの豆の枝、枝、枝。
翌日は雨の予報。終わらないとまずい。
やけくそ気味に大豆をガッシャンガッシャン打ち落としながら
長女に「お米炊いてみる?」と声をかけてみました。
野菜を洗って切るほうが好きらしい長女に
あまり炊飯はさせてこなかったのですが
もう5歳だし、ごはんと味噌汁くらいはお願いしたいなぁ、
と常々思っていたのです。
普段誘うとなんだかんだと言い訳をして逃げるのに
親が仕事で絶望的に忙しい姿を目の当たりにして
「うん・・・やってみる!教えて!」
なんと前向きなことよ。
背水の陣。真実味があると手伝うのだね。
そして長女は、庭でろくに相手ができない母に確認しながら
お米4合をなんとか研いで土鍋に入れ、
お水も浄水器で何度も汲みいれて用意してくれました。
埃だらけのお母さんのために、
お風呂もわかしてくれました。
長女が頑張っている間にこんなに脱穀できました。
(この日にやったのは半分から上。下は前の日にやった分)
お米の浸水とか、お風呂とか、
時間がかかるものをささっとやってもらえると
本当に助かります。
家に入ると、お味噌汁も作ると言うので
あれこれお願いしておきました。 よっ、働き者!
お父さんが作ってくれた踏み台があれば、何でもできます。
次女は働くお姉さんを応援しています。
昆布と煮干しを鍋に入れて、お水を入れて、野菜を洗って切って。
野菜をお鍋に入れる順番だけは教えてあげました。
お米を炊くのは「かまどさん」に似た
火力調節のいらない土鍋なので、子供でも楽ちんなのです。
(参照:炊飯器なし生活)
念のため、時間をタイマーでセットして、後は娘にお任せ。
私がお風呂からあがった頃には、お味噌もといて、準備万端!
黒ゴマもすり鉢ですってもらい、盛り付けて、すぐに晩ごはん。
なんておいしいんだー♪
鍋がコンロにあれば、自分で考えて温め直すし、
全員分の盛り付け、配膳までできるようになってきた長女。
いよいよ、作るほうも基本ができてきました。
これからも活躍、期待してまっせー。
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ちなみにこの記念すべき白ご飯が、
先日のどんど焼きに活躍したのでした。
脱穀の甲斐あって、また、夫が黙々と選別してくれたおかげで
昨日はお味噌作り企画第二弾を無事に終えることができました。
詳しくはまた雑草屋本舗にてレポートします〜。
* * * お知らせ * * *
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私、かなり背伸びしては挫折する日々です。あっはっは。
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