夫のぎっくり腰でてんやわんやした8月後半。
こぐま塾の8月のサマーキャンプは開催を断念。
お申込みいただいた方々には本当に申し訳ありません。
雑草屋としては、慣れないじゃがいも収穫作業を経て
なんとか一日パン屋さんに出品できました。
で、なんと3日後に筋肉痛が襲ってきました。
じゃがいも掘りって重労働・・・そして肉体年齢にショック・・・
先週末はイベント続きだったこともあり
疲れが出たのか、身体と頭がどよよーんと重いです。
こんなときは大好きな料理ネタをば。
我が家でよくやる「しりとり料理」を書いてみます。
今日は酢漬け編です。(ピクルス液も同じように使えると思います)
8月4日 ◆みょうがの酢漬け
畑でとれた大量のみょうがを酢漬けにしました。
二週間はもつ、大切な保存食です。
酢漬けみょうがは刻んで、混ぜごはん、炒め物のアクセント、
お味噌汁の隠し味、そうめんの具、冷や奴に乗っけて・・・
その他、日々の様々なお料理の名脇役として活躍してくれました。
すがすがしい辛さを持つ自然農のみょうが。
暑い夏の良き清涼剤でした。
さて、大量の漬け汁が残りました。
2つの容器にたっぷんたっぷん。
構成は、かつお昆布だし、米酢、酒、塩。
らっきょう仕事でご紹介したとおり、調味料はこだわっています。
そんな厳選調味料の集合体を捨てるなんてもったいない!
ということで、全部料理に使い回すことにしました。
8月19日 ◆冷やし中華
まずは酢漬けの漬け汁に醤油・みりん・ごま油・白ごまを加えて
冷やし中華のタレにしました。
具は適当に、冷蔵庫にあった刻みナスのソテー、ピーマン炒め、みょうがの酢漬け、青じそ。ノンフライの中華乾麺でさっぱり仕立てです。
うまいうまい!と一気に食べて、最後に冷やし中華のタレが残りました。
とりあえずタレは冷蔵庫に保存。いつか使おう、いつか。
8月21日 ◆冬瓜と鶏肉のさっぱり煮
友人が冬瓜を持ってきてくれました。食べきれないから、と。
これは鶏肉と煮るしかない!すぐにスーパーで鶏肉(半額♪)を購入。
圧力鍋に酢漬けの漬け汁と骨付き鶏肉を入れて加圧し、
さらに冬瓜と醤油・水を加え、再び加圧。
あっという間にさっぱり煮が完成しました。
あんまり香りが美味しそうなので、煮汁を別の鍋にうつして
ビーフンを投入。お汁が濃いのでお水も足してグツグツ。
酢漬けの酸味、鶏肉の旨みをたっぷり含んだビーフンの出来上がり。
さっぱり煮とビーフンを合わせて盛り付けていただきました。
三つ葉をわしわしと追加しながら食べて、アジアなお味。
美味しい煮汁がちょっと残りました。
これを捨てるわけにはいきません。
8月25日 ◆そうめんかぼちゃのとろみ煮
冷蔵庫で眠っていたそうめんかぼちゃ(の早採り)。
さっぱり煮の残り汁に醤油を加えて、圧力鍋でさっと加圧。
仕上げに煮汁を水溶き片栗粉でとろみをつけて。
しりとり料理のコツ、「最後はとろみをつける」です。
歴代のおいしいエッセンスを、逃さず食べきるのであります。
刻んだ青じそが、そうめんかぼちゃのシンプルな旨みを
ぎゅいーっと引き立ててくれました。
8月26日 ◆あんかけ豆腐
一週間前の冷やし中華のタレ、そろそろ限界が近いと思い
あんかけ豆腐を作りました。天津飯と迷ったのですが。
フライパンでさっと焼いたお豆腐を皿に盛り付け、汁気を捨てたフライパンに、冷やし中華のタレと水溶き片栗粉をジャーッ。お豆腐にとろんとかけて、最後に黒七味を振りました。
あんかけを作った時点では、何か物足りない印象だったのですが
最近のマイブーム「塩や油に頼らない」ゲームにより
薬味(ハーブ、スパイス含む)で決着をつけられるようになりまして。
先ほどの、とろみ煮であしらった青じそもそうですね。
今回は直感で、黒胡椒。
ぼやっとした味がきゅっと引き締まりました。
みょうがの酢漬けの漬け汁による「しりとり料理」は以上です。
お付き合いくださりありがとうございました。
料理と畑は、私の心を元気にするようです。
お天気がすっきりしない今週ですが、またじゃがいも掘りたいなー。
それでは、また。
* * * 料理の“もったいない”関連記事 * * *
もったいない5 カニを食べたら
米糠コーヒーを試作
もったいない4 パスタ・うどんの茹で汁
もったいない3 米糠クッキング
もったいない2 熟し柿は調味料