2014年05月25日

出産顛末 覚書き(自宅編)

次女は自宅で産まれました。
あまりにあっという間でしたが、顛末を記録したいと思います。
※痛いのが苦手な人や妊娠中の人はご注意ください※


【前駆陣痛が2週間】

前駆陣痛は、長い人で1ヶ月にもわたるとのこと。

今回は、重い生理痛のような痛みが
4月末から2週間、毎日数時間発生していました。

「今日産まれるのか」とハラハラしながら過ごす毎日。

出産当日も、昼から2時間近く
規則的になったり不規則になったり。

結局15時すぎに間遠になって諦め、布団に横になりました。


【本格的な陣痛はじまる】

15:40 いきなり3分間隔の陣痛スタート。
これが3回続いた時点でもう絶対間違いないと確信。

「病院に電話して!病院行く!車用意して!」と夫に訴える。
病院に行けばこの痛みを取り除いてくれるかのような錯覚に陥る。


15:50 陣痛が1分間隔に。

夫が病院に電話をしている頃、
膀胱が圧迫されている感じが強かったので念のためトイレへ。
痛すぎて、半泣きでハイハイで向かう。

用が済んだ直後、何かすごく大きな塊が出ようとするのを感じる。
1分間隔の陣痛に絶叫すると、車を庭に用意していた夫が飛んできた。
「窓閉めて!玄関閉めて!」 ←ご近所へのはばかり

痛すぎて動けない、けどトイレからは必死で出る。
廊下で全く動けなくなり、
娘の踏み台(電気のスイッチをつける用)にしがみつく。
夫が後ろから確認し「あ!頭が出始めてるよ!」 大変!

夫と娘が『もしもの時のための出産セット』を素早くセッティング。
古いバスタオル、洗面器、ビニール袋など。
夫は私の腰を強くさすってくれる。

痛い痛い痛い痛い痛い!
でも娘の出産のときよりちょっとましかな?

「赤ちゃんの顔が見えるよ!」
「頭がもう少しで全部出るよ!」
背後から聞こえる二人の声に励まされながら、
痛みのあまり呼吸を止めないよう、とにかく必死で息をする。

結局、娘の踏み台にしがみついて絶叫×3ラウンド。

四つん這いに近い体勢で産んだため、自分の脚の間から
夫が赤ちゃんを取り上げ、卵膜を剥ぐ様子が見えた。

その直後、元気な産声!!!
あぁ、生きてる!良かった!

腰の下には洗面器がセットされていて
羊水や子宮内膜などを受け止めている。
膝立ちで赤ちゃんを胸に抱き取り、バスタオルでくるむ。
胎内からどんどん流れ出る何やかやをしばし待つ。

「あー!産まれた時間は?時計見てない?」
「ええと、50分と55分の間!」
病院で何て言おう・・・

へその緒と胎盤が出揃ったところで
夫に指示して、その2つをビニール袋に入れてもらう。
赤ちゃんとへその緒はつながったままなので
赤ちゃんが胎盤より高い位置になるよう気をつける。

産褥ショーツや産褥パットを夫に指示して装着してもらう。
タオルにくるんだ赤ちゃんを胸に抱き
腕には赤ちゃんとつながったへその緒&胎盤が入ったビニール袋をさげ
お姫様抱っこで怪力夫に車へ運んでもらう。

すぐさま病院へ電話を入れながら向かう。

「救急車を呼んで、救急車で来て!」 すみません、もう車です〜
「じゃあ赤ちゃんをタオルでくるんで
 お母さんの胸に抱っこしてね!」 してますしてます
「お母さんはちゃんと横になってね!」 なってますぅ

車中での電話に疲れたものの、無事病院に到着。



長く見ても、15分のお産。

実は、私の実家は二人目の出産が本当に早くて
母が私を産むのに15分、姉が次男を産むのに20分だったため
「あんた、二人目は飛び出てくるで!気をつけや!」
と家族全員に言われていたのでした。

でも、終わってから言いますが・・・
気をつけようがないやん!

その分、様々なパターンのお産について
夫婦で話し合い、準備しておいたことは
結果的にとても良かったです。


先生には臨月に入ってから
「もう入院しちゃってさ、促進剤と内診の刺激で産んでしまおうか」
と言われたけど、そんな人工的なお産、難儀するに決まってる。
母と子の、まっとうなタイミングで産みたい。

それが健診の内診直後などではなく、
自宅で家族三人が揃ったうららかな午後だったことに
赤ちゃんの思いを感じます。

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病院に着いたらまた大騒ぎで、
長くなるのでこのへんで今日はおしまい。
お付き合いいただきありがとうございました。

※後日追記※
出産顛末 覚書き(病院編)も書きました〜!


ラベル:生死 自宅出産
posted by miya at 16:32| Comment(0) | 妊娠・出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月15日

感謝です

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娘が汗だくで届けてくれた
抱えきれないほどの花束。

「お母さんの好きな紫のお花、
いっぱい集めたの」

真っ赤な顔で遠くからやってくる姿、
お母さんは絶対に忘れないよ。




10日はつくし農園の集合日
久しぶりに畑に出ました。

安産を目指して、
少しは身体を動かさねばと
畑仕事をしたのが効いたのか…



5月11日。
雑草屋に小さな女の子が加わりました。

想定していた以上に
ドタバタな出産でしたが
お陰様で、母子共に元気です。

お天道様に、生命の力に、感謝。
これからも末永くよろしくお願いいたします。



ぼちぼち、マイペースにやってゆきます。
それでは、また。
posted by miya at 08:59| Comment(2) | 妊娠・出産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする