とはいえ、「自然農の中でも異端」だそうで。
自然農の本を読めば、確かにみなさん
水は張っているようです。
例年は梅雨時に苗が水没するかも!?
ってくらいに潤いある湿地だったそうですが (→例年の様子)
私が嫁いできた今年は空梅雨で
地面は夏の間じゅう、水がありませんでした。 (→今年の様子)
水のない田んぼって・・・
雑草が伸びる伸びる!
ザリガニが悪さをするする!
苗と苗の間に分け入って、
鎌で草刈りをしていくんですが
まぁ苗を切ることよ、ザリガニ(きっと)。
ある日、無残に切り刻まれた稲に怒りを覚えながら
刈り進む雑草の向こうで、
ハサミを振り上げて威嚇するアメリカザリガニを発見!
「お前かぁぁぁぁぁぁ!」
ひっつかんで遠くの草むらに
とりゃ〜〜〜〜〜!っと放り投げました。
が、後で夫に
「投げただけじゃだめじゃない?」と指摘され・・・
あああ・・・
ヤツはきっと戻ってくる・・・(涙)
先週末は久しぶりに強烈な雨が降り
今日、初めて田んぼに水が張っているのを見ました。
きらきら光って、澄んでいて。
水の向こうは、たくさんの動植物がいました。
数々の草花はもちろん、きのこも、
いもむしも、バッタも、シジミチョウも、・・・
数えながら草刈りしていましたが
あまりに種類が多すぎて数えるのを諦めたほどです。
春夏に何度も臭いのきつい農薬が散布されて
散布の音がすれば慌てて洗濯物を取り込み窓を閉める・・・
秋冬はバリバリにひび割れた土。
そんな慣行農の田んぼとは異なり、
呼吸をして安らぐ、命を無数に感じる田んぼでした。
心も潤ったー!
神々しくほころび始めた、お米の花。
思わず合掌。